コロナがようやく5類に

 ようやく5類ですか。
 今回のコロナとその対策をめぐっては、厚労省の欧米への追従が結果的に大きな損失を産みました。日本の国益を守り、無駄な財政支出をさせないには、ここらをしっかりしないといけません。
 医療行政、薬事関連の司法、行政など仕組みは防衛以上に国の根幹にかかわります。ワクチン開発など、手厚い報酬を保証して優秀な研究者を国で雇って開発するとか、何か外国のロビー活動に負けないものを持っていないとだめです。

 今のシステムのままじゃただただ巨大製薬会社にお金を吸い取られるだけです。そして、それにつながった一部の人だけが、国民の負担をよそに甘い汁を吸うのです。

 昔から製薬会社は医者をいろいろ接待していたようです。
 今でも医者の中にはMR(医薬品の情報提供をする人)より偉いと勘違いしている人が多いようです(というかほとんどの医者がそう思っているでしょう)。でも一番得をしているのは製薬会社という構図が見えます。
 政府はいま、危険で不平等なワクチンがらみの証拠隠滅に必死のようです。金銭的な損失に見えるワクチンの大量廃棄は、動物実験などで危険が判明しないよう「証拠隠滅」を図っているとも言われています。

 医療や先端技術でいうと、やはり日本の大学や教育機関は、語学力以前にグローバル化に対応できていないため、国際競争力以前の鎖国状態から学ばないといけないハンデがあるのは、素人でも理解できます。コロナ禍で、1年目に新学期を9月にずらすという検討がされましたが、あっという間に立ち消えました。留学とか外国労働の受け入れ以前に、その程度の改革(といっても画期的な、抜本的なものですが)ができないようでは、日本の教育も研究もいろんな分野で諸外国に遅れたままです。
 明治維新の時、日本の国家中枢は外国の文化を独自に学べるように、日本の教育にわかりやすい日本語に置き換えました。科学や医学、スポーツにいたるまで難しい用語も外来語というカタカナ日本語にして、一般の国民が外国語を習得しきれずとも専門分野を学べることになりました。それは日本の強みであり、日本の文化や経済の発展につながりました。
 しかし、島国の立地に制約がなくなったグローバル化時代では、英語力がなく(なくても暮らせる)独自の伝統や慣習で排他的な部分は逆に発展のためにはハンデとなってきています。
 日本の伝統を否定するとすぐに反対する勢力がいますが、そこは保ちながらも改革することは可能なはずです。

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