『爽』といかない真夏

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 昨日の、我が町の最高気温38.9℃でした。クソ暑い中、新聞やテレビも、ロクな報道がありません。夕立も我が家は外れて、むし暑さだけが残りました。
 ♪車を売るならビッグモーター”CMでお馴染みの「ビッグモーター」の会社ぐるみの保険金詐欺事件が明らかになり、ブラック企業ぶりと、そこに損保ジャパンという保険大手も加わっています。
 情けない、日本を代表するような大手生保会社、流通大手が、コンプライアンス違反もいいところの前時代的な実態です。
 コロナの給付の不正のあった大手企業もありましたが、本業自体が腐っているところです。
 平成の終わりぐらいにはさすがに出尽くしたかと思われる膿をためたどす黒い企業がまだあったことは残念です。
 別件のニュースでは、読売新聞がこの間から、河井克行元法相の事件に関して1面トップでスクープしています。
 検察官が公判に証人として出る広島市議に対して、不起訴を示唆して自白の調書を作り、さらに法廷での証言も誘導していたと報道しています。いわゆる「証人テスト」というものだが、公判に出る前に「こう聞くから、こう答えるように」と大事なところは線まで引いて練習させるのである。つまり、ストーリーを検察が作っている。今回、読売新聞さんが大きく扱うことに端を発し、他のメディアも後追いしていますが、以前からの検察のやり方です。検察は調書通りに証言してもらわないと前提が崩れてしまうので「証人テスト」を行い、検察側のストーリー、シナリオに沿って念押しをするのです。

 神聖なる裁判の場での検察、行政の不正、令和の世になってまかり通るブラック企業、長年やってきています。

 読んでもムカついて暑くなるし、書いても爽快にはなれないですね。でも誰かが、書いて、読まれた人が少しずつ勇気をもって改善しないと、世の中風邪通しがよくなりません。

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