郵便ポスト削減 低下し続ける民営化後のサービス

 総務省は18日、郵便ポストの設置基準の見直しに向けた議論を始めた。全国で18万本近くあるポストの利用状況などを把握し、現在のあり方が適切か検討するという。郵便物の総数は年々減り続けており、ポストのさらなる削減につながる可能性もある。
 と言う報道がありました。
 昨年あたりから、土曜日の配達もなくなり、普通郵便の配達がずいぶん遅くなったと巷間ささやかれているところです。
 2000年ぐらいに、自民党内の政局から日本を騒がせた郵政民営化、得をしたのは金融自由化で儲けたアメリカだけです。結局こと郵便に関してはかつて、国営、官営で始めた時代の方が迅速で便利でした。近隣なら1日おかず届いたものが、今や土日を挟むと5日間ほどかかる場合もあります。
 民間の宅配が早く、私信ならメールやSNSで十分な時代ですからやむを得ない潮流ですが、もう日本郵便というところが、金融や保険も含めて恐竜のような巨大な前時代的遺物になりつつあります。ポストはまさにその化石の一つでしょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください