世界中の爆弾をすべて花火にかえよう 夏祭り全開 「平和への祈り」戦争や事故の追悼も

 連日の容赦ない猛暑ですが、関西では祇園祭、天神祭りと、東京では隅田川の花火大会も、コロナ禍後4年ぶりに通常開催で多くの人を集め大過なく終わりました。
 これからも東北三大祭や、お盆にかけて各地の花火大会、夏祭り、送り火と夏の後半のイベントが続きます。
 一方で、お盆にかけ、原爆投下の日や、終戦記念日があり、戦争の意味を考え、命の尊さを改めて思い先祖を弔い時期でもあります。
 関西では、明石や福知山の花火大会で痛ましい事故もありました。日航機の御巣鷹山での墜落事故もこの時期です。夏の暑い時期、普段ない人の流れが重なると、輸送やイベントを管理する側も注意を怠ると大事故につながり大変です。
 私も花火を見るのも好きですし、数少ない楽しみに辛い日常を毎日コツコツ耐えてこられた方が祭に興じる姿はいいと思います。東北にいた時期に大曲の全国花火大会に行きました。娘の履物が無くなるなど、大変な目にあいました。
 花火は通常の観光地ではなく、十分な避難路などが確保されないような地域、小都市などに夥しい人が集まり帰宅困難も生じます。
 土浦、大曲と並ぶ3大花火大会の長岡花火大会も長岡空襲の「慰霊」「復興」「平和への祈り」が起源で始まっています。
 だからこそ、事故も戦争もあってはいけないのです。鎮静のためですから、喧騒や争いは避けないといけないのです。それでも祭や花火大会を準備、運営する方には敬意を払いたいと思います。コロナ禍で久しぶりに行きたいと言う人も多いでしょうが、とにかく暑いですし、帰るのに困難な目に合います。体調のすぐれない方、暑さに弱い方はテレビなどで涼しく鑑賞されて、慰霊の気持ちで自らも心身を整えたらと思います。
 世界中の爆弾をすべて花火にかえよう
 戦争に興じる国の首脳たちこそ、長岡の花火大会にご招待したいものです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください