真夏のボヤキ マイナ保険証替わりの資格確認証? 

 体調がイマイチなので、真夏のボヤキを、改めて別の日に書き起こすかもしれません。テーマは深いですが。
健康保険証替わりの資格確認証
 昨日の岸田さんの会見で、マイナンバーカードの健康保険証一本化に伴い、健康保険証の来秋廃止は原則維持で、カードを持たない人対応の保険証替わりの資格確認証を最長5年間期限で発行するとのことです。まだまだ、反対世論が増えたり、不安が拡大するトラブルが発生すれば延期もあり得ると、弱腰姿勢でした。
 マイナ保険証替わりの資格確認証を5年も持たせれば、廃止は名目だけと与野党もツッコミます。さらに、その確認証の発行とセキュリティは大丈夫なのか、もうシッチャカメッチャカですわ。行政や健保組合、医療関係者もその資格確認証にどう対応していくのか、またぞろ業者が絡んでくるのでしょうが、顔写真やICチップなどの個人情報が組み込まれない今と同じ紙ベースの資格確認証がまかり通るなら、不正診察などを防ぐマイナカード読み取りのハイスペックの認証の機械の意味が薄れます。
 かと言って、後期高齢含めた、各健保組合や協会、自治体国保全ての、マイナカード未保持の方に、ハイスペックなカードを新たの期間限定で作るなど莫大な経費です。それを完全に配布しきるのて並大抵じゃないことは、現場実務経験のない大臣や高級官僚に実感できないのでしょう。
 世論がこうだから、支持率がこうだからで、右往左往では何も進まないです。
 健保組合や協会健保は確かに、健康保険証発行という仕事がなくなるので、暫定的に業務が来るのは雇用面で助かるかもしれません。しかし、そんなことのためでは国のDXは全く進みません。
 運転免許証もやがて廃止されると、今の免許証発行の事務仕事は無くなります。その時にもやはり、マイナ運転免許証を持たない人のために運転資格確認証を発行していくのでしょうか?いったいどれだけ税金を無駄遣いして、一部業者を肥やし、役人の仕事を維持し増やしていくのか、それをマスコミや野党、世論が後押ししているのではないと思います。
 

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