1968年大阪万博のプレ万博が滋賀で開かれていた!

 

 関西2度目の万博をあと1年後に控えて、かつての大阪万博にプレ万博があったことを思い出しました。
 例の西武百貨店大津店のラストを舞台にした「成瀬は天下を取りに行く」が本屋大賞を受賞しまして、再読して新作も読み書評を書こうとして西武大津店のオープンを調べていると「びわこ大博覧会」の会場址に建った事実に行き当たりました。
 滋賀ローカルの話題ですが、同博覧会は、大津市制70周年・滋賀県政100周年の記念行事として琵琶湖や滋賀県の未来像を捉えるべく開催され、また2年後に控えた日本万国博覧会への序曲と位置づけられていたそうです。このアーチ形の看板に描かれるているのは大津絵ですね。会場にはびわこ館(テーマ館、のちに市立科学館)、未来館などが並び、会期中の入場者は98万5000人を記録したそうです。西武百貨店現在のOH!MEやアヤハ、マックスバリュなどのあるにおの浜一体はこの埋め立て地にできたのです。
 1970年の大阪万博でさえ、小学生の5年生でしたから、この通称「びわこ博」は小学3年生でした。それでも、親に連れて行ってもらい、この埋め立て地の一部何だか舗装が水はけ悪いようなところをうねうねと歩いた記憶はあります。プレ万博としては大成功の動員だったとされていますが、私の親や兄はショボかった私がつまならそうだったと覚えています。
 今回はプレ万博どころではないのでしょう。
 西武百貨店大津店の思い出と、「成瀬」のレビューは明日以降にしましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください