兵器を作らず花火を作っていた国家

 猛暑が続いている時期です。これから8月のお盆にかけ、最も暑い時期ですが、パリではオリンピック、日本全国でも七夕や花火、お祭りが開催されます。
 花火大会の起源のいくつかは戦争の慰霊からの場合があります。長岡の花火なども以前に書きました。日本屈指の花火を眺めるのも良し、家族や親類、友人と集まり手持ちの小さな花火やらで楽しむのも良しです。
 スーパーや売店で買える花火の多くは中国産です。そういうと危なっかしいようですが、昔からですし、天津甘栗と花火は中国産のが古くからあります。花火の技術も、独自の優れたものがあるそうです。
 かつて、欧米列強に食い荒らされ、衰退した清という中国の王朝のある人物が、【中国人は何百年も前から、火薬の技術を知っていたが人を殺める火器は作らなかった】と今の軍備増強の国家に伝えたいような名言を残しています。結局は欧米や日本に敗れ、国は解体されてしまいます。民族を守るためから止むを得なかったのでしょうが、花火だけでは国民を守れないと銃器や兵器の開発にシフトします。やがて共産主義の軍事国家へ変わっていくのです。
 核兵器など破滅的な兵器を想うと、やはり世界中の人の争いは、花火の技術を競い合い、オリンピックのように誰も死なない競技で決着をつければと思います。

世界中の爆弾をすべて花火にかえよう 夏祭り全開 「平和への祈り」戦争や事故の追悼も – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)
 

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