旅をする人 留まる人

グローバルな時代でも

ちょっと前に『地図の読めない女、』っていう本が流行りました。男性は人の話を聞かない、女性は元々家を守るためか、地図を読んで移動するのが苦手みたいな男女の気質を書いていた内容だったと思います。
私の学生時代など、1ドル360円固定の時代で海外旅行など贅沢も贅沢。飛行機も贅沢で、夜行のしかも寝台でもない座席車で北海道や東北、九州などにやっと旅行できたものでした。
旅と鉄道愛好家なのですが、そちらは別のシリーズで。
それこそ近代以前は、庶民は一生に一度お伊勢参りができれば贅沢だった時代でした。今や円高、格安航空などで、女性の方が30代くらいでもう十数か国旅してるのがザラな時代になりました。
それでも、いざ街を歩くと、地図はわかりにくい、勘も働かない方向音痴という人は、男女ともいます。

動くのが宿命 その土地が宿命

昔はなかった、高速の乗り物。新幹線や飛行機、クルマなどに日常的に乗る機会は誰にも増えていますが、これにも苦手は人がいます。
あるいは土地そのものに慣れない人がいます。
これにはいろんな要因が考えられますが、全て西洋占星術的に、その人とその場所の相性、向き不向きがあると考えられます。
天命や天職とかとも考えられます。たとえば誰かがその土地にいて、そこを守っていくようにしないといけない。だから、私はそこに行く、ここにとどまる。
その地点との相性はそういうものです。
自分の仕事をする場所と、家庭を営み寝る場所が大きく離れていて、それが全く苦痛でない人がいます。それはその人の仕事の星がそこにあり、家庭の星がそこにあって相性があっているのです。
首都圏などは、なかなか仕事とマイホームが著しく離れた人が多いですが、それがあっている人でダメな人は如実にでます。
毎日毎日、国境を超えて移動するのが苦痛な人はいますが、潜在的に国境を越えての移動に前世カルマからの忌避があると思えます。

天命、宿命を乗り越える

グローバルな時代なので、気候も言語も慣習も何もかも違う土地にホイと赴任することもあれば、転勤や結婚、家庭の事情での引っ越しもあり、すべてそれなりに大変なことです。
いろんな人間関係が変わりますが、それも運命なのですが、受け入れて乗り越えられるか。もともとそこへ行ったことが星の運命です。そこから何を受け入れどう変わるか、何もかも悪いことは続きません。周りの星もすべてすこしずつ動くようになります。
もちろん、元いた場所が一番良かったと気づく時もあります。そこに戻れない悲哀を嘆くときもあるでしょう。でもその地点から見える星座も毎日変わっていきます。
無常なんです。
吉も凶も無常、変わっていきます。泣きたくなる時、夜空見上げても星さえ出てない。でも見えないところで無数の星が動いてます。
うまく行かなかった時は、泣いて謝って、また明日元気で笑っていたら、どこかでいい星がきらめきます。
少し、いつもよりガマンしてがんばったら次の目標が見えてきます。
乗り越えられないことはない。明日は確実に来ます。
長いトンネルもありますが、確実にいつか抜けられます。

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