老後年金だけでは2000万不足の問題

整理してそれぞれの立場でライフプランを検討する

国会でも議論があったり、マスコミもいまだに結構取り上げファイナンスプランナーの引き合いも多いようです。
いろんな問題が整理しきれていないし、個別に違う訳なんで国会で与野党がというのは少し違うような気がします。
この問題はずっと以前からFPも言ってましたし、郵便局のチラシにも出てました。ちょうど26万必要だけど22万しか年金はないですよ(厚生年金プラス配偶者国民年金)とモデルケースも同じで出てました。メガバンクは36万はゆとり生活に必要と、さすがゴルフや海外旅行も行きそうなVIPもいそうだからか。
国民年金の人は貰えるのが月5万5千平均なんで、もともと自営は働き続けるか、非正規も働き続けるしかない額です。
年金はある日いきなり破綻して以降もらえなくなるような構造のものではありません。そこはご安心で大丈夫です。
ただ物価スライドで増額されることも期待はできません。
むしろ、実質的な目減り先送りの可能性はゼロとはいえません。
実際に手取りとしての年金額は、後期高齢者保険料などでマイナスされました。今後も消費税をはじめ何らか増税や値上げで実際の生活は厳しくなります。
少なくとも今の生活での毎月の支出の把握、貰える年金額の確認と、これからのお金のかかるイベントを表にして収支を検討できるプランを立ててください・。

固定費の見直し、変動費の抑制

高齢になり、例えば飲酒の場所へいくことや、ゴルフや旅行が実際に減るなら今の支出よりも確実にルーティンで抑えきれます。計算上それで行けるならオーケーなんですが、問題はたぶんそんなにうまく行かないでしょう。
持ち家の修繕や家電の買い替えもやってきます。そんなのドカッときたら赤字必至です。
いろいろ節約はありますが、世知辛いし、老後の生活が面白くなくなります。
健康でゴルフくらいしたいという人にとっては、節約は他の面でやるのと、何かもっと稼いでおきたいところです。
考えとしてはそうだと思います。節約だけで乗り切るのには限度がありますし、こんな年金不足だ節約だの情報ばかりだと、高級ブティックも、クルマも海外旅行も時計も化粧品も売れなくなり、どんどん景気が悪くなりそうです。
毎月、固定で出ていくもの、保険の見直しだとか、携帯電話のプランだとか、使わないサービスプラン系などで毎月万単位で切り詰めるとちょっと大きい効果が見込まれます。収入は減り、残りの寿命限りがあれば現役なみの保険はムダです。
自動車も、保険や税金、洗車、駐車場代、修理などあまり利用しないなら金くい虫です。たまにしか乗らないなら、シェアやレンタカー、タクシーや公共交通機関で格段の差が出ます。
あとはいつまで、どの程度働くか、資産がある人はリスク少なく運用できるかでしょう。
できる節約、もらえる給付はこまめに気をつけて忘れず。
国民年金だけで、高齢になっても頑張る商店主さんとか、本当に見てて頭さがります。金融庁とか厚生労働省の役人、世襲国会議員やマスコミ、語っているのは高収入の輩ばかりで、実態は本当に年齢重ねても大変ですよ。
与野党の議論もいらないですから、お金持ちはみんな年金返上、そして本当にみんながよく働き、お年寄りが安心できる社会を政治家官僚は作って欲しいです。

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