やりがいのある仕事は幻想か

同一労働同一賃金は幻想

集団型の昆虫、アリや蜂でも個々役割があり、女王や斥候、給仕、歩兵。それぞれ何らかの運命で決められ、万一女王が死ねば代替するものが選ばれる。個々の役割もそうである。
同一労働同一賃金という、働き方改革で主に正規と非正規での賃金差、政府は広義には性別や年齢人種なども含めて同じ仕事をすれば同じ賃金という考えを推進しているらしいが、これが難しい。
一方で年功序列型の賃金体系で、よほどの欠勤や悪い考課でもないと一度その会社で上った賃金を極端に下げることは困難だからです。
実際には私の見てきた職場で、産休の間の事務職に1年雇った派遣の方が、休んでる人よりかなり低い条件で、仕事はテキパキよくされていて優秀で助かったことがありました。皮肉にも産休で戻ってこられた方のスキルの未熟さが浮き彫りになりました。
私自身も同じ会社に長くいて、職階があがり、管理職になって少し給料が上がって、でもその後事実上降格で部下のいない名目管理職にダウン。やる仕事は現場営業職にされた時があります。
それだけでも大変な苦痛、肩たたき状態にも見えますし苦しい時期ですが、給料は管理職なので現場営業の中では一番コストの高い人間に見られます。
同一賃金同一労働なら下がるべきところ。もうひとつ問題としては管理職が楽な割に給料が高いのです。

仕事に何を求めるか

高度成長期で組織が拡充する時代は、大卒のホワイトカラー管理職もどんどん必要になりポストも増えました。しかし今はAI以前にIT時代に情報の集約、管理データの平準化も進み、経営層へのステップのほかにそれほど現場のマネジメントに人員は必要のない時代です。
日本社会は大学が多く、とりあえずホワイトカラーのサラリーマン希望を量産する残念な機能があります。
そしてバブルで入った中高年の中には、スキル無く社内でしか発揮できない人間関係力しかないおよそ自分の市場価値のわからない高給取りがワンサカいます。
そんな先輩にこき使われる世代もまた、世間を見て勉強しないとだんだん社内でしか使えない人間になっていきます。
70歳定年もいいのですが、このあたりで労働を苦痛ではないが、非正規を含めて基本賃金を平準化し、あとは営業インセンティブやスキルレベル、資格や特許、コンペ優勝などを手当てや職能給で付与するやり方でないと、まさに終身雇用など維持できません。
何年間いれば、主任に、係長から、課長、部長になどという昇格パターンは基本無くなるとするべきです。ある程度適性を見て、教育期間さえ設定すればいきなり女王蜂でもいいのです。同族会社以外でそれがあるとドラスティックでしょう。
個々の人員は、仕事の現場に工夫ややりがいを求めて日々勤しめばいいのです

日常の仕事に見つけるやりがい

理系ミステリ作家の森博嗣さん。そのエッセイ系が好きで、共感する俯瞰した論理や、逆張りのような考え方も面白いです。仕事に悩み競争などで思いつめる人にはオススメのほっとできる内容です。
経営者系の稲盛さんのようなアツさや、自己啓発系IT成金、タレントお笑い系の怪しげな前向き本の暑苦しさもありません。ただ仕事に貴賤はなく、えらい仕事や職階はないという理論は素晴らしいですし、平凡な仕事の中にプライドもやりがいももって気持ちは気楽に働き、その代償として賃金をもらう。
それだけの事でしょう。同じ仕事で賃金が違うや、同じような能力の人が、上の職階にいて高い賃金を得ているなどと考えてもキリがない。世界を同一にすることなど、理論は素晴らしくても、実現は不可能です。
AIがますます進化する10年20年先にどんな仕事が残り、どんな会社があり賃金がどうなるかまで予測はつきません。しかし人間のやる仕事は残ります。今と同じで一見プライドを捨てないとつけない仕事でも、やってみてその仕事に誇りとやりがいを見出す。
どんな仕事も、振り返れば賃金も貰え、いい経験ができています。

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
電話占いヴェルニは、雑誌やTVメディア等、全国で活躍する占い師の先生方に
直接電話で占っていただけるサービスです。

「電話なんかで本当に占えるの・・・?」と心配される方も少なくないと
思いますがご安心下さい。

弊社独自の厳しいオーディションを突破した先生方が霊感・霊視を駆使し鑑定致します!!

あなたの悩み、見えないからこそ不安な未来が、たった一本の電話で変わります。

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35FF7G+AM8B5E+2H0Q+63OYB
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください