リーマンショックの数倍の不況

覚えておられるかどうか分からないがリーマンショック級の事態が起こると消費税増税は延期すると言われて、そのような事態はないまま昨年10月増税されました。
そして消費不況やキャッシュレス決済の還元などをして経済対策をやっている最中にコロナ不況です。
当初リーマンクラスではないと日銀総裁や財務大臣は言っていたが、ここへ来てインバウンドだけでも単月で5倍とか、どこで止まるかわからない観光や飲食、施設や店舗、通勤や移動も制限、休業要請。都市部の8割の人との付き合いを減らすなど、リーマンの比較どころではありません。
蓄えを食いつぶす方もおられるでしょう。給付や補償は限定され間に合いそうにもない状況です。
これだけ多くの個人経営の店、中小企業が苦しみ倒れるのは東日本大震災を上回り日本中が苦しいところです。戦後最大の日本のピンチでしょう。
もちろんマスクや衛生用品をつくってる会社はフル稼働、新薬関係、インスタントラーメンや冷食も売れていますが全体から見れば上向いている企業はほんの一部です。
政府が判断しどこまで手を差し伸べることができるかもうまな板の上の鯉の状態でしょう。雇用の問題は深刻です。御客が来ない状態が続けば本来従業員の報酬も賞与も出ないのが道理です。
家賃や人件費は、店を閉めてもかかってきます。簡単に雇用を維持すれば企業に給付といっても莫大な費用がかかります。
早急な支給といっても申請から審査で総務省にしろ労働局にせよ1ヶ月では無理でしょう。
自助努力でいっぱいいっぱいまで頑張るしかないです。
公的機関や金融機関いろいろな相談窓口、ネットでの支援呼びかけ等、すべてのネットワークで自分の城、事業を守り、傷を最小に留められることを期待します。

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