給付や年金申請書類間違わない

コロナの影響で、給付や社会保険料や税の免除、猶予の申請の機会が増えます。
役所の窓口は『密』になるほど待たされる時もあります。
平日に待ち時間や移動時間もいれると、2時間以上の一仕事で,実際に失業でヒマな人ならともかく、平日に休みにくい人にはとても厄介な仕事です。
また高齢の方や苦手な方になれば、書き損じや間違い、漏れも多く返戻が来たり、期限に間に合わなくなったりします。
行政の窓口も忙しく、何度もやり取りも面倒ですし、電話での問い合わせもつながりにくいし、電話ではポイントが伝わりにくいものです。
お金があれば書士にたのめば間違いはないですが、大部分の庶民にはもったいないお金に感じられます。
最近は書式はネットでダウンロードでき、書き方の例も分かりやすくついています。〇〇書士などの職業がなくなるかと予測される由縁です。
準備される方も増えました。それでもちょっとしたモレや間違いで返戻のケースも散見されます。
よく行政の窓口に来られる方に、『書き方がわからない、確認して欲しい』という方が来られます。電話での問い合わせも多いです。
行政サービスという言葉のもとに、最近は丁寧に教えてくれる市町村職員も増えました。行政省庁、局などにより音声ガイダンス主流のところも多いです。ガイダンスがいやで区役所窓口に来られる方も多くおられました。
ただ障害や90以上の高齢ならともかく、日常生活のできる健常者なら、とくに昨今の状況で不要不急の外出は控えるところです。窓口の対応人員も、感染すると大幅な支障をきたします。
もとより行政への申請は煩雑なものが多いと思われ勝ちですが、かなり分かり易くなっています。
あまりレベルの低い失敗や質問の繰り返しで、たださえ忙しい行政等の窓口や申請処理事務を煩わせないようにしないといけないと思います。
また行政側も広報や宣伝で啓蒙し、マスコミさんも分かり易くポイントを伝えるレッスン的な情報を広げて欲しいです。
経験で言わせてもらいます。
印鑑と記されたところにはスタンプ式(シャチハタ等)以外の朱肉で捺す認印がいります
黒のボールペン、万年筆で書いてください。鉛筆や消せるボールペン(フリクションボールペンは不可です)最近平然と私は失敗しやすいからとか言われる人がいますが不可です。
氏名を書く上にフリガナとあれば必ずフリガナは必要です。これが漏れると基本書類は通りません。気を利かして窓口の方が記入したとしても、読みが違うと口座の振替や振込はアウトです。銀行口座は①銀行コード、店番号、口座番号と②(口座名義人)氏名(フリガナ)の二つが入力などに必須のキーです。どんなに自分で読み易いと思っていても漢字だけではアウト。銀行コード、店名、口座番号とカタカナで口座は入力します。
年金受給などの大事な書類も、難読でなくても必ずフリガナは必要です。平凡な名前でも読み仮名は微妙に違う場合があります。
75歳以上の方などは後期高齢者医療保険等その前の制度からマイナンバーで紐つければ間違いないのですが、複数口座のある人も意外に多くなかなか難しいのでしょうか。70歳過ぎれば口座はシンプルに一本でいいと思います。
銀行が統合される前は、学校は地元のどこどこ信用金庫、郵便局、ローンは都銀、給料は地銀などさまざまなしがらみで何通も口座持ってて、ペイオフでおどされてそのままの方も多いです。いざという時どれだったかとか分からないし、亡くなられた時も大変です。口座維持にも金融機関の証紙や維持費もかかり無駄です。いわゆる終活もかねて65歳くらいからは口座のシンプル化も心がけましょう。
FPや行政書士さん社労士さんなどいろいろと解説しているページもあります。悪質な詐欺も多いのでお年寄りは不安でしょうが、詐欺の手法などもよく出てきていますがマスコミ報道でこういうシンプルな申請の仕方でよくある間違いなどをもっと啓蒙して頂きたいと思います。これらは身につけるべき常識であり、身につけていないと自分が不便、損をします。とくに年をとったり身体が不自由になって、お金が潤沢にないとなかなか誰かがやってくれるものではありません。ワイドショーやドラマ、アニメやゲームだけでなくしっかり常識を身につけましょう。

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