月、星、神に祈るコロナ終息

占いの限界?なのか、占い、占星術をディスる人や懐疑を抱く方は、たとえば「今回の新型コロナウィルス感染による国難ともいえる事態を予言できていないじゃないか」「多くの大地震や事故も予想されない」と言われるでしょう。
私も一部ごもっともとも思います。
西洋占星術は実は、人の生死病気、身体のこと、あと当然ギャンブル、試験の内容とかに関してはタブーとして占わない原則があります。
身体や病気のこと、生死のことはあくまで医学の領域だからです。
これは逃げのように取られますがしかたのないことです。
世相全体や国の施策等を占うことは可能ですが、病気の判断は占いの領域ではないのです。地震や台風も自然科学の領域です。
月や星の位置で、アスペクトで占えることは多いですし、社会全体の風潮や災いをもたらしやすい状況なども分かります。しかし、それはあくまで吉にも凶にも転じます。とくに人が生きていくことは、社会全体の中で、自分の役割をどう果たしていくか。自分と世の中の運命の時間を見ながら何に向かえばベターか、いつ頃なら勢いがつきやすいかを占うのです。
何かに頼りたくて占いにすがる人もまた多い不安な時代です。だからこそ、自分の個性や役割を確かめつつ、社会全体に対して貢献できるよう、星に願うことでありこれは神に縋る領域です。自分の努力の範囲では神頼みせず、社会全体に関しては神仏に頼ってもいいでしょう。

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