役職定年延長は否、定年延長は是

検察官の定年延長の法案を、このコロナの混乱の中採決するかで、ネットでだいぶ揉めてます。
三権分立が揺らぐとか、現体制支持擁護と反対派、、右と左で、論争になっています。有名人のツイートが拡散するのは、巣篭りでヒマだからや売名行為という批判もあり真偽もわかりません。
元々著名人は利用されやすい。ただここまで拡散が広がる元には何かあるのでしょうか。
私は基本的に定年延長、役職定年延長というのは、右左、保守革新といった立場で論争する問題ではなく、未来を見据えたものです。あるとしたら世代間の論争です。

私が社会人になった昭和57年、定年は55歳でした。その後60になり、40代半ばや50前後だったころぐらい、「定年は君が60になるころは65になっている」と言われました。
高齢化で、年金財政も厳しいと聞く時期になりそれはいい話だと思いました。
ところがその頃後輩で30代くらいのK君は、「上の人がいつまでも残ると僕らはいつまでも管理職になれない。先輩風ふかすイヤな上司が残る」と嘆きました。
役職定年等を説明すれば管理職は能力と実績でなれると話しましたが、私自身も当時イヤな体育会系パワハラ上司がゴロゴロいる時代でしたから、多少役職は下がってもその人が居残るというだけでイヤ感を覚えました。
で、実際に50代後半になると正社員としての延長はまだならず、エルダー制度、シニアパートナー制度という有期雇用の形の非正規で65歳という道が決まり、2020年現在私がいた元の会社はそのままです。70歳までの雇用延長、定年延長も検討には入っているでしょうが、役職定年、昇進昇級ストップなど給与や人事、キャリアプラン等の大幅なスキーム変更とセットされるでしょう。場合によって終身雇用の枠組みも変わるかもしれません。

今回の65歳定年延長は問題はないのですが、役職定年の延長問題はやはり一緒にできない難しさがあります。公務員の人事ですから民間以上に仕組みがあれば融通は一切利きません。一日でも要件に足りなければ任用はできないです。私企業等で取締役会の承認でというルールが通らないので、有能な経験者が雇用できない、ヒラに落ちるとの意見も分かります。
ヒラといっても役職の手当が減るだけで、給料や待遇はすごくいいはずです。
その辺は難しいです。仕事に見合った同一労働同一賃金、能力給がまだまだ実態とは乖離しています。そこに近づけないとこの問題は解決しません。
優秀な人材で良く働く人なら、あえて退職、(実質天下り)させず同じ職場でもいいとは思います。

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