地方鉄道にはJRの地方鉄道。赤字ローカル線ということでJRから切り離された第三セクター。同じく整備新幹線の並行在来線として切り離された第三セクター、そして元々の地元中小私鉄に分けることができます。
4分類のどこもが厳しいところです。
三陸鉄道も全線開通したと思えばまた不通区間ができてしまう。芸備線、豊肥線等災害のあと復旧が遅れているところも昨今の自然災害の多さが原因で増えています。経営難での廃止もローカル私鉄やJR中心に増加傾向です。
駅があって、通勤や通学で小さいながらも町の核、中心だったところは、町自体が寂れていきます。モータリゼーションの時代でも鉄道駅のない町は厳しいものがあります。
実際に鉄道の駅がなくなり、その駅前に小さな商店街があったのが消え、バスで通学も買い物も町民が不便がり転居があいついでの廃村の例もあります。
鉄道の駅は昔ほどは賑やかではないですが、赤字でも地元の交通弱者を支えていたのです。
実際によほどのマニア、乗り鉄でないと乗車しての応援は難しいです。遠隔地からの記念乗車券やグッズ購入、自治体へのふるさと納税で3セク鉄道等へ支援できるなら応援していきたいものです。安易な廃止よりも、地方の生き方としての総合的な交通体系を政府は検討していただきたいです。