日本の大多数が下流社会へと落ちるのか

一億総中流時代のバブルがはじけ、格差社会、勝ち組負け組などと言われだした平成の終わりから、この令和のコロナ禍で止めを刺すように下流に多数の国民が突き落とされます。
かつて輝いた町工場、商店、中小零細企業は一気に負け組に転落です。
かつて商店街には、書店、電気屋、化粧品店、薬局、酒屋、米屋、衣料品店等の個人経営の店が軒を並べていましたが、それぞれの業界事情とともに、商店街の集客の勢いも下がり、連鎖的に経営を子供に委ねることなく閉まっていったり、大手チェーンになったりです。
大手や個性派の進出こそあれ、絶対数では稼ぐ個人経営で豊かなところは減り。アルバイトやパート中心の非正規労働レベルの低所得者が増え、コロナ後もさらにその構成比は増えるでしょう。
高級官僚、政治家、企業トップら一部の高等市民以外は圧倒的に少ない収入で凌がねばならない時代に入ります。コロナが原因というより、コロナが加速させた厳しい未来の現実というべきでしょう。
しかし日本人は伝統や過去だけに生きるのではなく、革新や工夫そして勤勉な努力で小国のハンデを乗り越えてきました。新たベンチャーや研究開発機関をはじめ政治や経済、科学、社会のすべての分野で尽力して新たな体制を構築し、所得構造も変えていくことに期待します。

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