新型コロナの感染者数が拡大すると「気が緩んでいる」「深夜まで飲食していた」とマスコミが煽り、専門家や医師会が政府を焚きつけて、結局できることは飲食店の自粛、時短が主です。
飲食店での感染が多いということですが、大規模な宴会は別として実際に統計的な数値根拠はあるのでしょうか。そして時短という策では、時間がスライドしているだけの状況もありはたしてどれだけの効果があったのでしょうか。
繁華街全体で人が減ると、助成のある飲食とその他の業種では理不尽な不公平も生まれています。個人で自宅兼店で営業してるところなどは毎日8万円の助成金など利益どころか総売り上げを超えている場合もありウハウハで毎日飲み歩けるという笑えない状況もあるそうです。
元々、一日限定200食とかで利益を取っていた店も閉店原則時間がはやまるだけで、早い時間が混むだけのようです。
とはいえ家賃をはらい人を雇う店、その関連事業者含め、どうせ助成金貰ってると一部ではやっかみを受けるものも実態はかなり苦しいところが多いようです。
個人的には、宴会の2次会後くらいに、ショットバーのようなところに一人でふらっと行き落ち着いて呑むのが好きでした。そういう店は深夜営業でもしっかり間仕切りとかすれば認めて助成はしないとすればいいと思います。(他の多数はキャバクラでしたがそこは接触が多いので問題でしょう。いろんな意味で)
杓子定規な時短には大して効果もなく不満が渦巻くだけです。ましてそれを「見回り隊」等が監視するのはもう戦前に近い発想です。
実際に飲食をしているとコース料理であれ、フードコートレベルであれ頻繁にマスクの着脱は非常に難しいものがあり、顎にかけるだけで会話されているのもよく見かけます。
仲には多人数で、大声や長時間も見かけます。時間関係なく、コロナでなくてもマナー違反は指摘されてもいいような気はします。
重点をおくべき層は
今の重症者、死者の実態を鑑みると、医療体制の再整備、特に高齢者、要介護者で感染後のケアの体制、基礎疾患者の感染対策に徹底して絞り込んだ対策をするべきです。
批判するとまあ怒られそうな聖火リレーの沿道、スポーツやイベントの参加もかなりの数に上っています。これらにある程度集うのは仕方ないとして高齢者、基礎疾患者は原則禁止もしくは強い自粛を求めるべきです。差別、人権の制限ととられますが、正直感染拡大で危険なのはその人たちだけです。失礼な言い方ですが、その人達がどんどん出歩いて、若い感染者に接触され感染すると本人が危険であり、社会にとって大きな迷惑なのです。
若い人の移動を問題視する人がいますが、死ぬことが100%なくほぼ重症化しないグループに際限なく自粛を求めること等不可能ですし、経済にも悪影響を及ぼします。キツイ表現ですが命を守るため、医療関係や周りに迷惑をかけさせないためにも、基礎疾患者や高齢者の保護の仕組みを強めることにシフトすべきです。