20代で年金生活は想像できない

私自身もそうでしたが、20代や30代で老後の生活の想像などできる人は少ないでしょう。退職金や年金が改訂されても今ひとつ漠然とした不安はあってもピンとこないのが当たり前です。
今の目の前の生活、仕事についていくのが精いっぱい。あるいは目の前の恋や、結婚、旅行や家等、お金の問題はあっても青春の悩みです。ただお金の問題は必ず将来、老後につながります。
貯金、投資は未来の自分のためです。年金は貯金だけでは賄えない生活を支える『長生きの保険』です。税金や健康保険はそれぞれ今の支払いですが、年金は未来のためでやはり必要になる可能性が高いです。
厚生年金加入のサラリーマンと、国民年金だけの自営業、農林水産業では差があります。国民金基金やIDECO等で年金を増やすことを考えないとこの差は埋まりません。
男女差はないです、結婚相手を選ぶとき将来の年金を考えるとサラリーマンは天引きされているのと扶養の配偶者は保険料負担がないことも大きいです。
国際結婚もロマンティックですが、相手国によって年金は通算されません。最後は日本で過ごしたいとか、離婚してしまう場合に日本で年金がもらえないケースもよく見かけます。
日本の年金と通算する仕組みのある社会保障協定を結んでいる国か、なければ海外に行っても日本の年金を任意加入で払っておくことができます。
若い方にわかりやすい制度や仕組みを説明が必要ですし、少子高齢の中、世代間で助け合う仕組みを議論し良い方向にもっていって欲しいところです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください