ワクチンの否定情報には、笑ってしまうようなデマも多いです。
何もかも陰謀説、不妊になる、磁石を引き付ける、2~5年後にみんな死ぬとかもあります。
大手の住宅メーカー「タマホーム」の社長がワクチン接種を社員に禁止したのも少し滑稽なニュースとして報じられます。
まさに玉石混合で様々な情報、デマが飛び交います。
そんな中でも一面の真実は含まれているのかもしれません。
ワクチンは早期に開発され、実質的な日本での治験は確かに十分ではありません。そんなリスクを鑑みても感染拡大を防止する数少ない有効な選択肢なので、これはコロナを終息させるために、自分と社会のため接種していこうということなのです。
治験の数や割合、その計算も見ているといろんな考えはできます。
たとえば各社とも間隔をおき2回接種が原則と言われていますが、その間隔と2回の必然性の根拠となると治験データはかなり少ないように思います。1回でも十分効きそうですが、商売上2回、3回が効果が上がるので2回と断定したようには思えます。
抗体がなくなり、ワクチンの効果がなくなるのはどのタイミングかも承認前の治験で得られているとは思えないです。獲得免疫は消えても、記憶している免疫力でからりの効果が続き重症化は防げるように思えます。
変異株に対するワクチン効果の漸減も微妙な表現です。そんなにすぐに治験も統計も得られるはずがありません。予想や思惑の域をでないような見解で、毎年の巨額のワクチン契約が決まっていきます。今回の日本のように立ち遅れたら怖いので、疑うわけにもいかず足元見られたままの言い値の契約になりそうです。
しかし、インフルエンザ程には型が変わる程変異はしない。変異すればするほど原則として弱毒化します。楽観パターンだけを想定できないのが政府、医療厚労関係だとは思います。それでも、日本の今までの数値から見て十分安心と、感染対策が重要との意識を継続させながら、発信させてほしいところです。
ワクチンは多分5年たっても致命的に危険ではないし、完璧に効果があがるほどでもない。コロナも強毒になることもなくまた徐々にフェイドアウトするでしょう。