少子高齢 外国人に頼れるのかという問題

 少子高齢化による人口の減少は日本という国の大きな課題ではあります。
 かつて日本は1億人の人口で世界でGDP2位の国でした。もうこれから下がり続ける人口のスケールではGDPで中国を追い抜くことなど無理です。10番目くらいに転落してもおかしくありません。
 国として、人口以上に産業や経済を発展させて外貨を稼げる水準、経済の力、貨幣日本の円で強国を維持できるかは問題です。
 人口が減ると、税や社会保険料の問題がすぐ頭に浮かびますが、働き手がなくなり産業はもちろん最低限のインフラさえ維持できないのではないかという不安がよぎります。貯金だけでゃ食糧の生産、調達、治安の維持さえままならなくなる時期がやがて来るかもしれません。
 今でさえ、深夜のコンビニや飲食、建設現場や交通誘導等の肉体労働、介護等キツイ仕事は低賃金で日本人がやりたくないので、職業訓練等の名目で海外から就労に頼っています。中国の労働環境、賃金が改善されるとベトナムに頼る等、不安定で非合法すれすれです。
 合法的な移民となると反対する輩が多いのです。
 なかなか八方ふさがり、閉塞して打開が難しいところです。移民、帰化の条件を緩めるのは国策上難しい面はあります。選挙で勝てないとういこともですが、渋々ではないですが基準を設け受け入れるか,日本人が割り切って子供を増やし働かせて日本を支えるのか。ここをじっくり考え議論していかないといけません。
 経済大国だけが幸せな国とは限りません。為替格差で稼いでいても国内外に不満は溜まってていて、富裕層にとって豊かな国と幸せな国は違うかもしれません。国民の大多数が幸せを感じれる国を、国民全体で考えて政治家が中心に進めないとこの国はもちません。

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