
日本人、特に中年より上で日本が経済大国だという自負のある人に限って日本の賃金が欧米諸国先進国の下位ということに愕然としてがっかりしています。
日本が経済大国という幻想はもう本当に終わりです。
モーレツに働いて世界各国をリードした時代はとうに過ぎ去っています。労働条件が改善され、発展途上と見下げていた国にどんどん仕事を奪われてしまい,最先端の産業をリードできないのですから、しかたのないところです。
もちろんトヨタ自動車はじめ、日本のトップクラスの企業は未来に向け多くの希望を抱かせます。コロナ禍でも私の地元京都でも多くの製造業大手が業績も上げてきて、期待がかかっています。
政府もいくつかの分野に重点を置いていろいろもがいてはいます。決して先は楽観できるほど明るくありませんが暗くもありません。
コロナ禍でまずまずの業績の企業から、物価上昇などへっちゃらなぐらい賃金をあげ、優秀な人材をごっそり集められるようにならないかと思います。
労働組合も経営寄りとか言われますが。それを是としてもどんどん待遇を良くして日本を引き上げて欲しいです。