5月病というのはあるのでしょう。
日曜日の夜になると、来週からの仕事や学校のイヤ感が生まれ憂鬱になるときも多いでしょうから、そんな人はなまじ連休を愉しむとそれが終わると人生の終わりみたいに悲嘆します。
月曜日の憂鬱、もちろん土日もしくは日曜日が休みの前提の仕事になりますが、気持ちは分かります。
何割か仕事が好きという人もおられますが、多くの人にとって仕事は「苦行」の面があります。(以前にも書きました)
それをしないと対価として生きていくためのお金が得られないなどの事情があります。
定年で退職金や年金で仕事がなくても生きられる方は、もうせいせいして働かないという方も当然多いです。若い頃からの「苦行」を終えたのだからという考え方かもしれません。
しかし、まあ100%苦行かというと、働くことには面白さや憧れる面はあるのです。定年すぎても、やることが無いより何か働いてみようという人もいますし、毎日が休日になると1週間を待ち望んだ休日と働く日のメリハリはなくなります。
若い人の悩みと中高年の悩み、働くことへの苦悩は種類が少し違うかもしれません。
学校のイジメや受験の悩みなど、社会人になって振り返れば何となくその程度だったと思える時もあるでしょうし、その時の自分には耐えがたかったのもわかります。
こんな偉そうな文を書く私でも、ごくつまらないことが言い出せず悩み、沼にはまること、も多々ありました。
いずれにせよ、自分にあった「場」をみつけ、仲間に出会い、自分の力で貢献し認められ「苦行」が少しでも意味を持って凌げるよう何かの力になりたいでものです。