ようやくマスクの呪縛から解放されるか

 暑い日も続き、マスクなしで買い物を終えて出てくる人や、自転車で走る人やベビーカーを押 す母親も見かけました。

 コロナ自体がオワコンに近づき、マスクというコンテンツもかつては奪い合い品薄だったのが潤沢で、以前よりも安い価格のものも出回っています。
 いまだにマスク信奉者もいますが、飛沫を遠くに飛ばすというマナー的モノ意外あまり効果も薄いようです。
 

 ワクチン政策や、マスク論争や例のアベノマスクの無駄とかもいまだに議論されます。ワクチンに関しては、本当だったら恐ろしいようなことがありますが、ここではマスクに絞って話しましょう。
 コロナのウイルスは空気感染が主ですので、小さなウイルスはスキマからどんどん入ってきます。私事務所の接客で、双方マスク、アクリル仕切り版越で話をしますが、もう話し出した時から、相手のタバコ臭、香水、労務者のような汗の臭いに辟易とすることがあります。
 空気感染ってそんなもんでしょう。短くて1~2分、長いと15分~30分と話せばすっかりウイルス吸い込んでいます。

 だからお金をかけたアベノマスクなんて悪いけど、機能も弱い布マスクでまったくの無駄骨、税金の無駄遣いです。
 安倍さんの応援団はあの状況で良く確保して無料支給にこぎつけたと庇う向きもあります。確かにそこそこ、あの人にしては頑張ったつもりでしょうが、それが今の政治家の限界みたいなところです。
 世襲の名門政治家で、支持支援の団体の応援で、ある種の危機感はもって局面に立ち向かおうとしたのでしょうし、何もしなければ批判は当然浴びます。ワクチンの対応でもそうです。しかし、危機において冷静に分析し、知識を動員して判断することが彼らのレベルでは無理なのです。企業の経営でこのような、結局は業者丸投げで高コストなどという発注はあり得ません。よほどのボンクラなワンマン社長でないとしでかしません。
 あの時にも市場のどこかにはマスクはありました。それを強力に指示してこの値段で放出させるだけなら、「新たに受注し、台紙をデザインして作るとか包装する検品する」の工程はいりません。
 こんなものは「必ずこの予算内でやれ」でいいのです。自分の支援業者(と疑われるような)に仕事を全部任そうとするような、オレがオレがの名誉欲と世間知らずなのか身内びいきなのかが、税金の無駄遣いになってくるのです。

 これはもっと高い、ワクチン政策でも、食糧安保でも、防衛費でも、いろんな交渉事でありがちなところです。
 民間は目の前の利益を追っていると思われますが、今の大企業は5年とか10年、30年先を見据えています。政治家が目の前の選挙しか考えられないのに、日本の未来を任されるのは本当に何だかなと思います。
 参議院の党首討論を聴いているとホントにそうですね。物価高やウクライナ、コロナと論議されますが、どの党も先が見えないです。
消費税減免や年金削減撤回、給付なども今の目の前の選挙対策だけです、まずはコロナを終息宣言し、マスクをはずして、元気な社会を取り戻すことです。

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