マスクをつけられない!で実感すること

 肺の疾患で入院しておりましたので、いまだに肺が2割前後機能していない状態です。暑い夏どうしても汗を含みがちな不敷布のフィルター効果の高いマスクは息苦しいことが判明しました。
 少し激しい動き、階段の上り下り程度で息が切れた上、酸欠になるとマスクをした状態では回復しないのです。頭も足もフラフラとなりまして、やや危険な状態となります。

 で、残念なことに見ず知らずの人ならば仕方ないのですが、肺を患ったこの苦しそうな体調の時も鼻マスクや顎マスクで青息吐息してるところに、平然とマスクをしっかりつけなさいという無粋というのか融通の利かない想像力に無い同僚の方もおられます。マスクを忘れてるわけではないし、外の方に会うとか話すわけでもないので、職場内にずっといる場合、たとえ感染していたとしてもマスクで防御する効果はほとんどない、変わらないのにまったく上から目線の横暴、無知としか言いようがないです。

 マスクに意味がないなあと実感できたのは、同じ場所に濃厚接触者がいた場合です。飛沫感染ではなく、空気感染ですから、長いこと一緒にいればマスクに効果はほぼ意味がなく薄れます。空気の入れ替えこそが大事だし、手洗いやうがいも大事だけど、とくにマスクはコロナに関して言えばあまり意味はないです。あえて言えば他の感染の飛沫を防ぐのと、汚いところを触った手で自分の鼻や口を触ってしまう恐れがなくなる程度。それも手洗いやうがいでだいぶ防げます。

 もう多くの国でマスクしていないのに、本当に日本人はクソ真面目というか、撤退の方法を知らないのです。ここまで来ると真面目ではなく、全体利益を損なう愚かモノです。
 ワクチンもいろんなところでボロクソに書いてしまいましたが、ワクチンとマスク以外に感染防止の手段を思いつかないからなのか、そんなに恐れずとも毒性薄く、重症化しないのでそのうち収まるよでいいのです。ハンドソープや消毒液はそこそことして、紙コップとうがい薬がもっといろんな場所に常備されてもいいと思います。

 


 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください