フルマラソン健康長寿なのかな

 職場同僚、同級生、見ているテレビのMCなどが軒並み直近開催のマラソンにトライして、ほぼ完走ばかりでした。
 同級生等齢63歳で奮闘には頭が下がります。
 しかしマラソンは健康に良いのでしょうか。
 マラソンが長寿、健康に繋がるかというのは概ねそうなのですが、ケースバイケースでもあり一概には言い切れません。
 こう書くと走れない人間のアマノジャクと言われそうですが、30キロ以上をアスリートでない人が、走ることもは当然場合によっては危険でもあります。

 元々運動不足でメタボ系の人にしても、運動するのに超したことはないですが、いきなりは負担が大きいです。心臓、肺など健康にプラスなのはせいぜい1日2キロのランニング程度で十分です。

 一番怖いのが膝です。マラソンとか長距離のランニングやウォーキング、ハイキングなどで無理をして膝の軟骨や半月板、関節、じん帯などに負担がかかり痛みを伴ってきます。アップダウンの多いコース、特に下りなどで発症すると、日常の歩行にも支障をきたします。

 いつまでも若いと思いこみ、ギリギリまで頑張りたい、前年と同じことはしたいと焦ることで結局墓穴を掘る人がいます。膝は複雑でデリケートな精密機械のようにできています。一度損傷するとなかなか完全に元には戻らず、歩けないことによりメタボをはじめ一気に老化は進みます。
 スポーツしまくる、徹夜で仕事しまくる、旅をしまくる人もそうですが、高齢でも若い人でもいつかどこかのタイミングで身体に無理が利かなくなります。 
 膝の軟骨などは消耗品で長持ちさせるには使わないことです。筋トレで軟骨の周りを鍛えるのは正解ですが、限度があり完全な代替は無理です。ボチボチでも毎日着実にがいい場合もあります。

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