文章より画像、動画の時代なのか

VIDEO BRAIN イラスト(オリジナルキャラクター)

 昨日、文章の勉強の話をかきました。↓ ブログだと長々と書いて、注目された部類の日で50人も既読者が出れば大成功なのですが、インスタやらで映える写真、リール動画などを何気に上げると1000とか5000とかの既読がすぐにつきます。これはもう、文章など書いても誰も読まない時代かと複雑な気分になります。

http://seizafpkotodama.com/2023/04/15/%e6%96%87%e7%ab%a0%e3%81%ae%e5%8b%89%e5%bc%b7%ef%bc%9f%e6%af%8e%e6%97%a5%e3%81%9f%e3%81%8f%e3%81%95%e3%82%93%e6%9b%b8%e3%81%8f/
 もともと、マンガ文化が隆盛となった50年前から小説なんぞ書いても、マンガやテレビドラマ、映画の表現、情報量に勝てないという人もいました。
 実際に閲覧して、読む人見る人を統計的な人数で比べると、影響力の評価を考えても動画が圧倒的であり、YOUTUBERなどが一攫千金で稼げるのもうなずけます。

 しかし、元々そんなものは比べる対象ではないのです。
 芸術であれ、文化、論説、情報の伝達だとしても、その在り方にはそれぞれの特色があり、また融合する場合も独立して単独の場合もあり、デジタル化で変化の多いジャンルも比較的少ないジャンルもあります。
 「恋愛」「自然現象」とかどんなテーマでも、音楽だけでそれを想像させることもあれば、一行の文章で思索を張り巡らせ感動を呼ぶこともあります。写真一枚いわゆる画像というものはリアルに細かく写実するわけです。そうするとマンガに比べると情報量は多いですが、いらない情報もはいっていしまうのです。マンガは画力によりストーリーの奥を想像させ、キャラクターの内面に人を誘います。文章はまたさらに、シンプルで登場人物のリアルは描写が無いと全く分かりません。文の一つ一つを理解して、知識に照らし考え推理、想像して解釈していくわけです。
 感動実話、チャラけたラブストーリーや、難解なミステリにしても面白いと感じる人もおれば、全く読む気にならない人もそれぞれいるのは仕方のないことです。
 わかる人や既読者が多いから、優秀なジャンルではないのです。

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