女のモテ期、オトコのモテ期

 昭和50年代頃まで、女性の適齢期を揶揄して、「クリスマスケーキ」と言われ、大学の同期や後輩たちは、焦るような感じもあり、遅くとも30のやや手前で、多くは結婚の便りを聞きました。
 24ぐらいが売りの最大のチャンスで、26を過ぎるとたたき売りになるケーキに例えられたののです。
 今の女性の雇用条件とかの制度もまだ整いきれず、社会全体の風潮も違いう時代でした。女性は優秀でも仕事は腰かけで寿退社か、せいぜい出産まででした。
 今はアラサー、アラフォーも当たり前に活躍され、40ぐらいで、グラビア出して、その後結婚する人もいますし、盛りの時代は長くなったと思っていました。
 ところが、現代でもあるニュース番組の企画コーナーを見ていると、モテ期を感じた時代を男女別に集計したデータが紹介されていました。男性が10代から60代ぐらいまで若い頃から、なだらかに分散しているのに、女性は圧倒的に20代に集中していました。
 これを見た30代の女子アナが、20代の後輩アナにしみじみと、「これ、絶対その通り当たってる。私も30代になって、本当にパタリと声もかからなくなった」と嘆いていました。
 やや、男性目線的な話で申し訳ないですが、確かに、その方は大学のミスだったのですが、続々入る強力で旬な女性たち、顔面偏差値の高い後輩には、圧倒されてる感じでした。
 昭和の化粧品CMで25歳はお肌の曲がり角と言われていましたが、アラサーで頑張っている人も、確かによほど改造してるか上手く化粧していないと、油断して映る肌は、10代後半とは比べ物にならないぐらい衰えています。
 男性のモテ期が年齢を重ねてもそれなりなのは、どういう面なのでしょう。イケメンとかビジュアル、ルッキズムではやはり20代でしょう。
 まあいろいろ問題ありのジャニーズ系も、それでも40代ぐらいでかなり第一線ですから、集団坂道系とかの女性アイドルに比べここでも、男性はアイドルの寿命やモテ期に幅があります。
 IT社長や、お笑いで稼いでる人が、年齢、容姿とはず若い女性と結婚しているのは、やはりお金なのでしょうか。
 ただ、お金、ルックス関係なしに、人間が落ち着いてきて、異性を尊重して上手く付き合える年齢になった人はモテるのかもしれません。自信をもって、つき合える安定感、相手の気持ちを推しはかれるような気配りを、年齢を重ねて身につける人が多いのかなと思います。
 まあ、モテ期は感じ方なんで、若い頃はモテていても自身で感じてなくてというのはあるのかもしれませんが、私もモテ期だなと思うったのは40過ぎてからなのです。
 そう考えると女性も、この先は年代が分散していく時代に入るかもしれません。

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