高速道路の渋滞に比べれば、地方に向かう列車、いつもより混んでいるとはいえクルマよりは少ないようです。それだけ、地方ではドアツードアで荷物も簡単に運べ、ゆったり座れるクルマが無くてはならないのです。
うねうねと、非電化の単線を上るディーゼル車など高速道路を走るクルマに勝てないのもわかります。すぐに満員になりエアコンも効きにくい劣悪な環境で、それでも青春18キッパーとともに。お墓参りや帰省などの方でも鉄道利用者はおられます。
駅での出会いと別れにはクルマにはないドラマがあるようです。
JRの経営合理化でこのような光景はだんだん見られなくなるのでしょうか。地方へ行けば、まだまだ交通の不便なところに過疎化とは言え集落も多くシーズンのより流動もあります。
都会では改札のICカード化が進んでいますが、青春18きっぷなど、乗り放題切符の多くは地方の駅利用に還元していません。出発の都会地の有人改札でスタンプ入場すると、あとはどこを通ったかデータを取られていません。JR会社間の分配の按分も面倒といいますが、もう少し電子化を進めれば、青春18キッパーが救うローカル線も現実的にあり得るのではと思います。
今少しだけ、乗り鉄、青春18でローカル線に乗る時は、地元の方の日常に迷惑をかけないように鉄道を利用したいと思います。