読書の秋 シェア押されても紙の本が一番

 スポーツの秋、味覚の秋とともに誰が言ったのか、読書の秋という季節です。この時期に書店のイベントや古本市なども多いです。真夏の炎天下では読書どころではないでしょうが、気候が落ち着いた時期は出かける人も多い中、いまどき紙の書物を読んでいる人もそう多い割合ではありません。
 紙ではないタブレットなどで読む電子書籍や、紙でもマンガや雑誌、ムックや写真集なども読書のうちでしょうか。そこは判断に困るところです。
 個人的なまさに独断では、極めて狭義ですが、「読書は小説、随筆」を主に考えます。
 図書館司書の仕事などでも、雑誌はもちろん今は音楽や動画の貸し出しがかなりのウエイトになっていますが、あくまで小説、随筆としましょう。
 それでも、「本」を読むという、時代遅れのような行動が「読書」だと私は思います。
 ジャンルもですが、よりビジュアル度の高い、マンガや動画などがはびこり出し、私の頭の中でさえ読書のシェアは以前よりも若干、低下傾向です。
 それでも、毎年年末の「このミス」上位を狙いそうな作品や、話題作、受賞作などとシリーズで好きな作家など、読みたい本のネタには困りません。動画の誘惑にも負ける時もありますが、活字のつまった本を楽しむのは想像力を豊かにすると思います。
 

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