もう古いかもしれませんが、「草食系」とおとなしい男子を呼ぶ言葉が一時期生まれました。あるいは男女問わず、ガツガツと攻撃的でいろいろ要求し実現していくようなタイプを肉食系とも言う表現もされています。
菜食主義、肉食主義だからではなく、行動や性格のことです。ベジタリアンもいますが類人猿や人間は生物学的には雑食動物だそうです。
草食動物でも、ただおとなしい訳ではなく、命がけで走らなければ野生では生きていけませんし、子孫も残せません。馬や鹿は肉食獣に追われ逃げて生き残るためには、必死に快速を飛ばし、知恵も絞って逃げ、隠れます。
人間も、目的のためには必死に走り、知恵を絞らなければ、優しいだけで誰かが助けてくれて生きられるわけではありません。自分に合った能力、適性を見つけ、社会に適応していくということでしょう。