キックバック お金のかかる政治

 

 あんまり心地よいニュースではないです。自民党派閥の政治資金パーティー問題が相当に党の議員にとっては深刻になっているようです。決着というのか落としどころというのはまだまだ分かりませんし、自民党一強時代でなぜこんな問題が発覚したのか、単なる浄化作用とも思えずそのあたりも今後の展開を待つしかありません。
 また野党やマスコミが活気づき、経済や外交などの重要課題そっちのけで、不毛の追及と防御が始まろそうです。横領があれば犯罪ですから、追及は検察に任せ、国会は普通にして欲しいものです。
 政治とカネの問題は、何度か浄化のための法案が取り決められても、もうずっと浮かんでは沈みの懸案課題です。せっかく小選挙区比例代表制にしても、相変わらず選挙にお金がかかるのか、集票とお金をめぐって違反のような話題は消えないです。自民党がこんなに安定多数を持っていてどうし、どっしり構えた政治ができないのか残念ですし、政権交代可能な二大政党制のためと言われた小選挙区制が、結局お金もかかり、ほぼ機能していないのも悲しいところです。
 ほぼ若者には見捨てられた政治、国会は信頼と支持のためどうするのでしょうか、見守りは必要です。

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