二十四節気 大雪 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

 12月7日からの大雪(たいせつ)とは本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もるという二十四節気です。
 今年も暖冬傾向とはいえ、時にみぞれや雪も舞い、朝晩は凍える寒気が来ます。
 この7日から10日ごろの時期は閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)と七十二候で言われ、天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐという言葉は、寒さから人々を守るという意味でとることもできるそうです。
 新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。おせちの予約、カレンダーや手帳などはとうに出回り、年賀状の準備も気忙しさを煽ります。

 今年も残り20日、仕事納めや休みを逆算すると、クリスマス商戦のピークがまもなく来て早くもカウントダウンが間近です。テレビなどでは、今年の〇〇とか、流行語や重大ニュースをとうに振り返りだしています。
 今年は世間的には、アフターコロナの本格的なスタートであり、インバウンドなど活気も戻り出した反面、ウクライナが停戦されない間からガザの戦争も起こり、世界も騒然となりつつあります。物価高も収まらず、ここへ来て岸田政権や自民党も大きな問題を抱えて来年に向かいそうです。
 岸田さんは別にして、仕事でもプライベート、勉強等でも、今年の宿題、課題をなるべく今年中に終わらせたいものです。それは理想と言われるかもしれませんが、なるべく引きずらず、責任の所在や問題を明らかにして、スケジュールだけでもはっきりさせ年内に目処をつけたいところです。せめて、何とかなるさと思いこめるか忘れる程度に、仕事納め、今年中までにしておきたいものです。
 大掃除、気持ちの中も掃き清めておきたいです。

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