可愛いママさんがバリバリ働く時代 働き方の変化

 職場の部署に大学の後輩にあたる女性が二人おられます。マンモス大学で30年以上離れて真学部も違いますから、キャンパスの話ぐらいと時代の変化が話題です。
 お一人は新卒、キャピキャピで前向きな子で娘より下40年下かもで、もうお一人は産休育休明け、その方も私より30年以上は若いでしょう。

 育休後は配偶者の勤務場所の関係で関東地方から大学時代を過ごして京都へ転勤し、子育てのため午後3時で仕事を終える時短勤務です。

 公務員や大企業は女性が結婚、出産、育児とライフイベントを迎えても、多くが退職することなく復帰される時代になりました。
 まだまだ旧い体質の企業、中小企業では育児休暇、まして男性ともなるとハードルは高いでしょう。そして、総務や人事面、経営や全体を統括するには、人数や時間だけでは済まない仕事の運営をその職員、社員たちでできるか判断しないといけません。要は上がOKでもよほど気楽な職場でないかぎり、周りにもしわ寄せが行きます。非正規の人が穴埋めをして、育休明けで職場復帰されれば、非正規が切られたりどこかへ行かされるのも、納得ずくとはいえこれも厄介です。
 私も有給を取るだけでも、結構気を使う方でした。
そして、今は産休育休だけでなく、介護休暇で休まれる制度も広がり、そのために派遣社員や退職OBの契約社員を非常勤で雇うケースも出てきました。その恩恵をきっかけに私も仕事にありついています。

 人材の育成、成長を考えると、採用した優秀な人を出産や介護で退職させるのは可能性を摘み、もったいない話でもあります。ある意味、雇う側には一時的に負担という見方もありますが、それが当たり前とならないとこの制度は成り立たないのです。経営者にとっては、今までは無理して働くか、クビにしていたものが休暇をとりながらも在籍するので負担は増えます。中小企業はじめ、条件によっては支援をするなど、制度の定着がみられないと国が動かないといけないかもしれません。

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