記録的な暑さから、立秋を過ぎ朝晩はほんの少し、風があれば涼しい時もありますが、日中は炎天下容赦のない猛暑が続いています。
東北地方を台風と大雨が襲う予想図も出ています。先日、宮崎県で大きな地震があり南海トラフの警戒情報が初めて発令され、その後神奈川県でも地震があり、気象庁も大わらわというところでしょうか。
そもそも地震の予報など、根拠がなく、阪神大震災はじめ最近の大きな地震のほとんどが予測された地域でおきていないのです。地震学者が予算を確保して勝手に研究しているだけというのは、以前からも言われており、今もX(旧Twitter)などで上位で見られています。マップでも示され、日本では地震の予測はいかに難しいかがわかります。
そもそも明日の天気も外れる気象庁が、地震を当てられるわけがないとのつぶやきも多いです。
「気象」と地震や火山活動の「地象」は繋がっているようで違います。地震後の大雨や、洪水での土砂災害までは気象の範囲ですし、気象予報士は地震の勉強までは試験に出ないそうですが、災害全般に対する対策ニーズは増えています。
大きな地震がここで絶対起こるというような情報は、ほぼフェイクです。今の南海トラフの情報もよく確認すれば、警戒を促しているだけで、経済や社会の活動を止める指示ではありません。かといって、安全とも危険とも言えないのです。
リアリティチエックということで、政府やマスコミの情報あるいは、ネットや知り合いからの情報から真実を読み取る力、想像力が必要です。
これは、コロナ以降の健康情報、ファイアンスなどの経済情報でも同じです。
政府もマスコミ、専門家も人の子で、悪気ばかりではないにしろ、多少の煽りが入ったり、わかりにくい表現を誤魔化す場合もあります。戦中の大本営発表でミスリードすることもあれば、立場上「まだ全然わからない」とは言い辛く、難しい言葉で双方の可能性を挙げたりして、愚民を翻弄します。
大した知識はなくとも、よく考えたらそんなはずないということは多いでしょう。