
イギリスの著名な生物学者ウォレスの話「蝶の死」
小さな頃から生き物の観察が好きだったウォレス。
あるときサナギからガサガサともがいているチョウを見つけて、たすけてやろうとウォレスはサナギの皮に出やすいように穴をあけてやりました。ほどなくチョウは外に出てきて羽ばたきウォレスは安堵しました。ところがチョウは2~3度力なくはばたくと落下し美しい羽を見せることなくまもなく死んでしまいました。チョウがサナギの中でぶつかりもがきあがくことは、成虫になるための生命力や抵抗力などを養う重要なプロセスであること 下手な手助けは不要だったことを 幼いウォレスは学びました。
「No pain、No gain」という言葉。苦痛がなければ得るものもないという意味です。
大変なときほど、それに見合うだけの力が私に入ってくるということです。
苦痛を避けたり、恐れないでください。痛みがなければ、得るものもありません。
人生のあたえる知恵と教訓は、苦痛の中で花を咲かせ、その花は心の力を育てる贈り物になります。
2018年に東北震災の後の、自然観察ボランティアで聞いた話。このときのいろんな体験は、今の占星術などにもつながっています。フロントページに出てくる夜明けの海の写真もこのときの、民宿の朝撮りました。満天の星を、久々に見たことが星座を、占星術を選んだ理由です。