家計にも環境にも優しくないペットボトル

なぜポイ捨てがまかり通る

ストロー含め、プラスティックごみの環境問題が話題になっています。
毎日、近所の公園をジョギングするのですが、自販機の横にごみ箱が供えてあるのに、ポイ捨ては横行してます。
G20の警備なども何ですが、最近は駅などのゴミ箱そのものが減り、まじめな人はずーっと手に持ったまま家に帰らないといけません。
山や海、自然に還らない状況でも、気付かれにくいのでポイ捨ては減りません。
いくらモラルに訴えても、難しい問題です。拾った人にデポジットのようなインセンティブを与える。捨てた人は指紋やDNA鑑定してでも厳罰にでもするかです。
あとは分別、リサイクル、指定日等言わず、燃えるごみといっしょにどんどん燃やす。
分別しない、指定日に出さないとウダウダ言う人が、実は結構なネックになっています。
環境問題はエセ正義がまかり通ります。ペットボトルは塩素を含まないので、燃やしてもダイオキシンは発生しません。逆にリサイクルといっても、大した使い道はなく、ほとんどが投棄埋立です。洗って再利用するにも、水や洗剤がいり、汚水が発生し環境負荷もコストもハンパなく、それに見合う価値のモノは作れません。

本当のエコは水筒やリユース可能なビン

非正規や年金不足等、生活が厳しい人も多い中、結構自販機飲料は飲まれてます。日本人が年間で260億本とも言われています。酒や油、醤油なども含め2日に1回程度は飲んでいる使用してる感じです。
私が子供の頃(昭和40~50年代)は、ようやく缶飲料が出だし、清涼飲料はビンが主流。お茶や水をお金を出して買う感覚はあまりなかった。貧乏学生が旅行時に、お茶用のプラ水筒を洗って再利用すると、弁当屋のお茶(大きな薬缶からそそぐ10円くらいだった)を5円まけてくれた。
今でも、自宅で大きな薬缶で煮出したお茶や紅茶などを水筒に入れて、簡単でも手作りの弁当だと、コンビニや外食よりはるかにリーズナブルだ。
1日130円のペットボトル飲料を年間200日飲まないとすると、家族4人で10万、20年間で200万の節約である。
それだけで環境に優しいなどとは言えない(マイ箸が森林資源の保全とはつながらないレベル)が、なんでもかんでもペットボトルのが売れるという風潮に歯止めをかけ、リユースしやすいビンへシフトさせるムーブメントがあっても良いと思う。

ペットボトルは実質リサイクルできない。環境を考え、家計を慮るなら水筒。

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