咲く花は散るから美しい ありのままを愛でる    #花紅柳緑

桜、特にソメイヨシノは日本中のあちこちに植えられ、見事一斉に花が咲きます。日本の美しい情景ですが、これは自然というより人為的に作られたものです。

しかしあれだけ美しい桜並木にそんないちゃもんをつける人は嫌われそうです。理屈抜きで美しいと思えばよいことです。

オリンピックに向けて努力してきたアスリートに対しても、短い間に精一杯花咲かせる姿に人々は感動し声援を送る気持ちになるのでしょう。
もちろん、花を見ることもスポーツをしたり見たりするのは、少し余裕がないとできません。生活に困りそれどころでない人にとって、時には浮かれている人をやっかんだ思いで見られることもあります。
花見に出かけたり、スポーツを観戦したりイベントに参加するのも、職を失い毎日食べることにも苦労している人には贅沢に感じるかもしれません。その心理自体は仕方のないことです。
オリンピック開催にしてもコロナ禍でよく議論になっています。アスリートの苦労や、国民全体の士気のためと開催を主張する方もいますし、様々な事情でそんなことしなくてもお金をコロナ対策や原発の復興に回せという中止すべき主張の方もおられます。
コロナ対策も今や自粛や規制を巡ってよく議論になります。
ありのまま、「花紅柳緑」という禅の言葉があります。ソメイヨシノをたくさん植えた人、厳しいトレーニングを積んだアスリート、コロナの医療に日々従事する人、ワクチンや特効薬を開発している人、毎日つまらない仕事を繰りかえす人、それぞれが個性を活かしてありのまま頑張っている。それぞれが大切です。その人達が別の姿であるべきだということは他人が言うことではないでしょう、ありのままのその姿を愛でるだけでいいと思います。

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