確率的には高齢者でなく、基礎疾患もない人にコロナは軽い #コロナ統計

京都市がまとめた新型コロナの統計で、死亡者の90%が60歳以上(ほぼ60代後半以降)で、また85%以上が基礎疾患のある方ということでした。
3度目の緊急事態宣言で強めの自粛要請もようやく解除のゴールが見えかけたところです。
ここでやっと出だしたその他の統計、重症者の分布を見てもやはり近似で、若年の死者が出ると騒がれニュースになりますが裏返せばその比率は稀だからです。
なかなか個人情報の問題で詳しい属性の統計が発表されませんでしたが、若者への注意喚起と警戒のため、わざと伏せてたとも勘繰りたくなります。
それほどに新型コロナ感染症は基礎疾患者、高齢者に偏った病といえます。もちろん健康管理や衛生管理を怠ると誰でも感染はし場合により危険ではあります。しかし、通常に働き学ぶ現役世代の日本人にとってコロナはそれほど恐ろしい感染症ではないと言えます。
ワクチンが感染防止の切り札で、絶対安全か否かはよく議論になります。この統計だけ見ると若い人にとってほとんど重症になる可能性は低いのですから、ワクチンを打ってアナフィラキシーショックや血栓等の副反応で苦しむ確率と天秤にかけることも一つの考えです。
基本的に60歳以下、基礎疾患なしの方で健康な方が、マスクや手洗い、ソーシャルディスタンス等の感染予防をしておれば感染するか確率も低く、重症化する確率はかなり低いと思われます。
しかし、若い人や現役世代が軽症でも罹患し高齢者に感染させるという意味合いもあり、早期にワクチン接種者を増やし、集団免疫を形成して感染を終息に向けようというのが今のワクチン接種の考え方です。小中学生にも接種というのは、子供よりも大人を守るためです。
いわば現役世代にとっては、親等の高齢者、基礎疾患者のために自分はメリットは少なくリスクのある場合でもワクチンは打っていくべきだとの考えです。
私はこの考えにまんざら反対ではありません。社会とは他人への奉仕や多少の犠牲、扶養はつきものです。
ただ広報や報道は、情報を隠したり、オーバーに一部を取り上げ煽るよりも、正確に伝え説明をして、依頼するとことは丁寧にお願いすることが必要だと感じるのです。

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