うがいやマスクや手洗いが必要な訳 筋肉に打つワクチンだけでは感染を防ぐ効果は低いのではないか

ワクチンに関して、副反応だったり異物混入であったり、はたまた数年後には免疫不全を起こすとか怖い話もでています。
実際に新型コロナウイルス自体が未知で感染拡大しているのに対し、ワクチンの治験も数年後まで見据えたものではなく緊急避難的に開発したものではあります。それでも恐れてばかりいず、接種していけば重症化は防げるので社会全体の今を乗り切るのに仕方のないところです。
ただブレイクスルー感染といって2度ワクチン接種した人も感染はしています。
感染予防効果に関しては95%以上の疑似薬投与者との差とされていましたが、変異株の影響もあるでしょう。現状この効果に関しては95%シャットアウトするという意味合いではなさそうです。
元々インフルエンザのワクチン接種でも感染予防効果は50%くらいで、型が限られるコロナとはいえ感染を予防する効果は皮下や筋肉の注射では5割を超えたところではないかというのが、気管支系の専門家医も語っておられました。
専門的なことは別にして、ワクチン接種でノーマスクという欧米等はまた感染拡大が進んでいます。
元々日本ほど真面目に手洗い、うがい、マスクの習慣がなく、ハグやキス、握手の接触の多い国で衛生環境も日本の方が良い場面が多いため当然とも言えます。
マスク、うがい、手洗いが感染防止に大きいいのは目、口、鼻、の粘膜、主に呼吸器系の粘膜がまず最初にウイルスとの主戦場になるわけです。ここで戦うのはあらゆる敵に真っ向から駆け付ける自然免疫です。
風邪の仲間ですから、鼻やのどから来るのが多いわけです。
この戦いで勝てれば、血管まで入り込まれずワクチンや感染で得た専門の経験値であるところの獲得免疫の出番まで至らずにすむのです。
ただ侵入するウイルスの量や、時間、他の細菌やウイルス、自らの体調によって緒戦に勝ち切れない場合が危ないのです。
感染予防の習慣対策が主に粘膜での緒戦、ワクチンが血管内に持ち込まれた時の厳しい中堅主力戦となるわけです。この両面に備えが必要ということです。

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