
1年半ちょっと前はマスクが配られるとか、まだ店頭になく入手できないで騒いでいました。政府御用達の一斉配布、いわゆるアベノマスクが、8200万枚余って倉庫の保管料も6億とか報じられています。今さらのスクープでもなさそうで、選挙前のこのタイミングの報道意図もいかがなものかと思います、お役所的仕事や、この時期投機的にマスクを市場から枯渇させて値段を釣り上げたのは問題でしたが、政府がマスクを確保し、医療用含めて配布したこと自体は間違いではありません。
布マスクがもう医療用にも一般用にもそれほど利用されない情勢ですし、埃やカビの対応、パッケージ仕様など現実的にはこれ以上の保管は難しく廃棄もありえるでしょう。
計画や採算に多少問題ありでも、結果として余剰はでますから後から責めるだけというのは良くありません。政治や行政の仕事、ましてや初めての危機管理対応、やってみないと分からない難しさはあるはずです。
余らせた、保管費用やロス廃棄というとすぐ過剰に騒ぐ方もいますが、食品ロスは毎日毎日、家庭や飲食店、コンビニやスーパー等で大量に出ています。
おそらくワクチンも冷凍保存、解凍や接種人数ユニットの問題で毎日かなりのロスが出ています。そして大きくは調達の段階、契約の関係で一時期は供給が滞って大騒ぎでしたが、ここへ来て大量に在庫が余っています。過剰に契約したものが接種が落ち着いてくると、それぞれの段階で備蓄している在庫と、契約上入ってくるワクチンがあふれていることはいくつかの情報で明らかになっています。
私はこのことも批判を受けるようなことではなく、緊急対策として契約して、自治体や医療機関にとにかく打ちまくれと指示した以上、随所に余ってくるのもやむないことです。
それで政府を批判すべきではないのです。
問題は余らせないように無駄なくワクチンを打って、薬品メーカーや医療機関が引き続き儲けようという動きが、リスクを隠蔽してしまう可能性です。
2回ワクチン接種した方への3回目の接種および12歳未満への接種に舵がきられたのはどうしてもこのワクチン在庫過剰の背景は見逃せないです。
ワクチンにはアレルギー等の副反応や若い年代を中心に心筋炎が頻発、長期的には感染増強抗体を作ってしまうADEや癌を活性化してしまう可能性が否定しきれていません。
12歳未満のワクチン接種の早急な申請認可は特に問題です。
ワクチンは12歳以上にも95%有効と言いますが、有効とは何でエビデンスはどれだけの治験でできたのでしょう。
子供の罹患者は日本では極めて少ないので治験はほぼないはずです。
95%有効というのは何なのかです。当人にとって何のメリットがあるのでしょうか。
感染予防か?というと、ブレイクスルー感染するのは防げないと開き直られ、結果感染予防の有効性ではないのでした。
感染した際に重症化しないための有効性です。元々日本で10代以下で感染する人の割合が物凄く少なく、死者はゼロ、重症化した人も比率は元々ゼロに近いものです。
ゼロ近似×ゼロ近似なのです。それをさらに95%の有効性を信じて接種して、心筋症等の比率が圧倒的に高い10代にリスクを負わせる意味がわかりません。
他の世代の人に感染させないためと信じている人(この正義感?使命感的社会貢献の意識にあるめでたい人が結構反対してきます)がいますが、そんな効果は治験されていません。
与党も野党もコロナトラウマに捉われ、選挙争点もコロナ対策と経済活性の両輪を悩みながらで、経済のために「ゼロコロナ」を考えがちですが、未来の日本を支える子供に万一のことがあっては少子化対策どころでもなく、元も子もありません。
もうそろそろ、コロナが怖いから 次の波が怖いから何でもありの時期は過ぎて、ちょっと考えればそれはやらなくてもいい、やってはいけないを賢く見極める社会になれないといけません。