誤送付や不正受給

 国税経験者を仲間に入れた悪質な給付金不正受給。役人の大ポカによる誤送付も話題になりました。金額の大きいそんな不正をチエックできないのも問題ですが、今後こういった申請が審査され通るのがさらに遅くなり給付が遅れるのも問題ではないかと思います。
 日本の給付とか支給の申請主義は、時間も手間もかかります。役人が目視でチエックするなど今の時代にどれだけ、高コストなことかと思うと10万円支給するのにどれだけ税金がかかる不採算事業化と思います。
 目の前の現金が欲しいのもわかりますが、何か制度を根本的に見直すことと、どんなに堅牢に見える仕組みでも結局やり方で崩されるならもっと効率よく抑止になるように罪を重くすることでも考えることです。
 多くの役所にかかり職員や非正規がこの給付に時間をかけ、人件費を注いでいること、あげく大部分貯蓄に回るのでは何をしているのかです。
 景気対策なら、税率を一時的に下げる弾力的対策の方が低コストです。アベノマスクで無駄なコストがあったと騒ぎますが、現金支給はもっと無駄の多い対策です。
 考えてもみてください。対象者を重複などしないようにピックアップして申請用紙を送るとか、申請された書類を税情報などとつきあわせ書類決済に回すなど、間違いなくやるためにどれだけコストかかると思います。
 もっとその無駄を野党やマスコミも指摘すべきなのですが、選挙や利権などさまざまな事情でそこが表にでないようです。

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