政治改革、行政改革は、直接市民が選べる首長の地方政治からの方が手っ取り早いとは思います。
大阪も橋本徹以来、随分スリム化したものですし、また彼自身も国政は難しいことと、若い人は首長からチャレンジすればと語っています。
いくつかの自治体の市長が、若手に変わり、今回も芦屋市長が26歳の行政経験なくアメリカの大学院を出て当選されました。40年後の未来を見据え教育や子育てを中心施策に掲げ、もちろん実務はこれから年上の職員のレクチャを聞くという報道でした。
その広がるいろんな可能性に期待するとともに、若いからとか、イケメンとか美人すぎるとかで、政治家が注目されるのもちょっと違います。
頭が良いけれど、下積みの現場経験のない人の重用は、一歩間違うと、キャリア官僚と同じように、優秀な人がいても、組織の機能不全、全体の不調を産みます。
そして、何よりも期待するのは、この若い活力のある改革が成功して、モーブメントが国政の在り方の改革につながるかです。地方でできることは、やはり限界があります。国の行政を変え、国会を変えることは、そろそろ加速をつけていかないといけない時期です。