先を読め!後輩が管理職としてふんばっているのに快哉

 会社時代の同僚とお会いして今の最新の動静を聞きました。前に書いた内容の元ネタです。↓

愚痴らず、「倍返し」頑張って欲しい元同僚、同窓 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)


 合併吸収されたような形なので、当社はたすき掛けで半々の役職を貰って化粧品と日用品合わせた管理ポストを分け合ったカネボウと花王でしたが、今やカネボウで管理職になって残っている人がかなり少なくなっているということでした。
 化粧品専門店担当という今や絶滅危惧的なニッチ流通か、よほどヨイショかコネかで幸運に残った方以外、ほとんど現場でマーチャンダイジング(MD)職といえば聞こえがいいですが、洗剤やシャンプーなどを棚に企画書や棚割り書通り並べる仕事です。仕事に貴賤はないとは言いますが、確かに経営幹部や管理職を経験した人には、パートやアルバイトで同じ仕事をやっていますから、肉体以上に屈辱なのかもしれません。これは語ると長くなりますが、それで高給が維持されるのは何だか複雑なところです。
 そんな中で、正マネージャー職として、脱落した多数の先輩、同僚をおいて、私が関わった同部門での二人の後輩が残っていることに、快哉を叫びました。
 一人は、先日あった同僚のサーフィン仲間で、私とは大学の後輩でもあるAくん。四国の高校出身で、よく田舎いびりしたけど、基本スタンスは、人に優しく親和力がある。それでいて問題意識も強く、課題を克服するまで努力する粘り強いところもあります。学びのスタイルはエラそうに教えましたが、きっちり学びかつ、バックスタッフとしては淀みなくジョブをこなしてくれていました。
 もう一人は女性で、Kさん。彼女は販売の現場、美容部員さんから営業に回り、営業企画の企業担当にまでなった根性も天賦の才能もあるのだろう。企業担当としては私より少し先に同部署に入り、大手スーパーを担当して難しい相手をしっかり抑えていました。当時の彼女の上司はちょうど私が辞めるころに格下の職になり、彼女が管理職になっていました。
 私が最初に仕事した頃は、嫌な男性の同僚に敵視されたり、悩んでいた時もあったようでした。その前時代的な体育会系営業の男や、パソコンできない上司らをうまくかいくぐっていますが、決して敵視されるほど女性を武器にした感じの社内営業ではなかったです。
 私の上司にあたるM統括からは、Kさんにとっては井上さんのスタンスの評価がとても高いと言われました。一度、ゆっくり話を聞けばいいとも言われました。
 KともAとも2人だけでも、3人でも梅田あたりでよく呑みました。
Kさん曰く、「井上さんは目の前のことをガツガツ気にしないで先の事を考える。そこがスゴイ、ついて行きたくなるところ」だそうでした。
 あと、まあ「あんまり男女の生々しい脂ぎった欲みたいなところがないクールさ」めんどくさくない感じがいいようでした。
 とは言え、男女。
 しかもKさんはバツイチでしたから、お姑さんに大変苦労されて、離婚してシングルマザーで女の子を大きくなるまで育てています。
 かなり早いこと結婚してできた子供なのでしょう。大学を卒業してスタバでバイトしている娘さんにも会いました。いろんな人生があります。
 私もまるっきり男女を意識してないことはないのですが。コイバナシリーズの話にちょっと設定を変えて、彼女とのあるエピソードは出しています。

 こうやって考えると、人間は過去を振り返る分析型と、現代を見る営業型、未来を創造する企画型に分類でき、それぞれの長所短所もあり、利用しあい助け合いながら進めるのが理想といいます。私は未来しか見えない現実に足がついてないとも言われた時もあります。
 カネボウにいて花王傘下時代に、花王主催のアカウンティングスクールやフュウーチャーセッションという最新の企業戦略の研修に行かせてもらいました。そんなもん今さらカネボウの人間が行ってどうなると言われましたが、花王が会計的な戦略上、どうしてカネボウを買収したか、そして化粧品事業をどうしていこうか企図するか分かりました。
 花王全体の組織をどうしようかということは当然話し合われていて、当時の未来である今はその時にもう開示されていました。IT企業などならもちろんもっと決断も行動も早いでしょう、花王でさえがDX(デジタルトランスフォーメーション)を当時最速ということはなかったのです。10年前でこのぐらいの変革は当然あると、予測できたのです。
 少しの時間や詳細にずれはあっても、「そんなことはない、現状がもう少し続くはずだ」とタカをくくり、何も準備せず自分の周りに都合の悪い変革があると文句だけ言っても始まらないのです。そういう人達は、ほとんどが取り残されて沈んでいったのです。
 ビジネスで成功し、社会人として良いポジションで残っていくには、未来を見据える目は必要だということが、何となく証明されたような、動静でした。
 

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