楽天対ソフトバンクは野球だけの戦いではない

 今年は野球では両チームとも敗退してしまいましたが、楽天対ソフトバンクは3位と4位に争いをしていました。これは野球だけではなく、携帯電話の既存キャリア大手と新規参入の戦いでもあり、ネット通販やQR決済などの経済戦争でもあり、企業グループのがっぷり四つの戦いでもあります。
 楽天の三木谷社長も社内公用語を英語にしたり、なかなか強烈な個性の持ち主ですが、やはり超やり手の起業家です。

楽天モバイルは今は基地局の関係でつながりにくいイメージもあるが、来年以降プラチナバンドが割り当てられると、かなり改善され逆襲が可能です。
 楽天カード、楽天市場と快走したところをソフトバンクのペイペイがキャッシュレス決済で巻き返し、一時は独走したもののこちらも乱立気味です。モバイルを軸にした経済圏の王国をそれぞれが領域を凌ぎ合う戦国の様相です。
 それぞれに赤字を出すと、マスコミ関係が中傷気味の記事も書いて泥仕合もあります。三木谷社長も随分誹謗中傷されています。まだまだ新参者の洗礼を浴びています。


 消費者側に立った便利なサービスの会社が生き残ることもを願うとともに、競争が健全ないいサービスを産むこととも評価しないといけません。そして、ライフスタイルや地域、年齢にあったグループを選ぶ賢い選択が必要です。

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