それでも試合時間 長さすぎる日本プロ野球

 関西対決となった日本シリーズ、昼間にやっていた頃に比べて秋の夜長とは言え結構な注目で盛り上がりました。
 全試合ナイターで、10時を過ぎた試合もあり、インタビューが地上波の放送に収まらないクレームもあったようです。
 CMを入れる地上波民放局も苦労していた感じですが、やはりコンテンツとしては時間が長すぎると思います。
 ビールを飲みながら、スタジアムでも家庭でも飲み食いしながらで丁度いいと言う人もいますが、3時間半から前後4時間以上はちょっと厳しいところです。明日仕事の人でも、深夜になります。観劇やらでも休憩時間や弁当を用意してもありますが、さすがに午後10時はないでしょう。
 メジャーのピッチクロック制もですが、ルールや仕組みを変えるだけでもだいぶ改善できるところもあります。
 投手の交替も、1イニングの2回でそのたびにCMを長々では、ワクワクというより興ざめです。CM時間のためにマウンドで投球練習をするわけではないでしょうが、交替できるのはイニング1回きりとか、投球練習の時間も短くするなど改善のやりようはあります。
 ランナーへの牽制の回数も制限を設けることができます。(メジャーは2回)投手コーチや守備の野手が間をとる時間は短く、回数も制限したら、スピーディでしょう。
 それと、やはりイニングの交替の時間です。高校野球やメジャーに比べても間が長すぎます。
 こういう間や、牽制や頻繁な投手交代が戦術の妙だとか飲食を楽しむ時間と、反対する保守的な人もいるでしょうが、トータルの時間を縮めていかないと、マニアだけに愛されるオアコンになっていきます。飲食の機会は試合前などで、イベントも含め考えれば良いことです。
優勝が決定する試合や日本シリーズの激戦だけで、夜遅くても騒げて楽しいじゃないかということではありません。普段の土日や平日の夜、地上波放送は減り、放送のコンテンツとしても岐路に立っています。
 新しいスポーツが台頭し、ラグビーやバレーなどもどんどんルールを改訂しています。日本のプロ野球が一部のファンと、高額な放映権のテレビ局(それもシーズン中はほぼ地上波全国放映なし)のために、旧態依然と長時間試合をやっていては衰退します。

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