あざとい生き方の人へ

 昨日は山本陽子の訃報で、俳優さんの運命について書きました。

悲しき女優の死 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

 若い時、元気で若さのままビジュアルに秀で媚びてあざとく世の中を生きてきた人は芸能界以外にもたくさんいます。40代50代となり落ち着いて過ごせる人もいますが、どちらかというと若い時のスタイルが限界に来ているのに生き方を変えれず悩む人の方が多いようです。
 結婚してパートナーに支えられながらも、相手さえも以前ほど気持ちをこめて支えてくれそうではないのです。ましてや独身となるとチヤホヤされたモテ期は彼方に遠ざかり、かつての自分を思い出させる若い後輩たちをやっかみたくなるものです。肉食系の人でも、食べたくても近づくのは若い相手ではなく、他人のことは言えないはずなのに、年寄りがよってくるぐらいです。
 それでも年代に合った友達ができれば良いのですが、かつて女王様やアイドル的な存在でセンターにいた人はそうもいきません。かつての自分を知る相手に、矜持を捨て少しずつグレードを落としても媚びを続けていくか、自分を変えていくのか分かれ道です。
媚びがコミニケーションという能力に昇華していればいいです。
 ウソで固めたような媚びには誰もが気付いています。そのウソが魅力的かどうかが最後のチャンスかもしれません。
 私は個人的に、それでもウソをつく弱い人は可愛い、憎めないと思える時があります。
 

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