昭和48年の緊急事態宣言

 昭和48年、総理大臣は前年から今太閤と言われた田中角栄。ロッキード事件で逮捕されるのは翌年ですが外交と経済施策でのリーダーシップは難局を迎えて、人気に翳りが出はじめたようです。
 金大中事件もあったこの年、第四次中東戦争を契機にオイルショックでガソリンをはじめあらゆるものが値上がりする狂乱物価となりました。買占めが横行して、トイレットペーパーに行列ができました。
 政府は石油緊急事態宣言を出しました。
 私は当時中学2年生だったかな。ガソリン価格の高騰は率から言うと今より激しい。大手チェーンも少なく、メーカーや政府の価格のコントロールは今より難しかったでしょう。素人の転売は少ない時代だったので、逆にない時は本当に手に入らない時代でした。
 その後何度かの災害、政権交代、事故、薬害、暴落、いろいろ昭和、平成と駆け抜けた日本です。
 この年、かぐや姫「神田川」、チューリップ「心の旅」、堺正章「街の灯」五木ひろし「夜空」前年発売でこの年ブレイクした、ちあきなおみ「喝采」と騒然とした世相を背景にしながら、しっとりと今も歌い継がれる名曲が年末の街に流れていました。

オミクロン水際対策があぶりだした、移動の自由、国籍の問題

 年末年始の休暇も控え、コロナ変異株オミクロンの水際対策で日本への入国制限が強化され、一時日本人の帰国さえストップされ撤回されるという混乱が生じました。
 日本は国境が全て海の島国であり、死亡率の高いエボラ級の感染症を完全に水際で抑えることは可能です。しかしオミクロンの陽性が出たからといって、死者がバタバタ出るクラスの疾病ではないので、予定していた日本人の帰国は一定期間の待機条件で認められます。外国人の入国はビジネスや留学も含めてストップです。
 第九のコンサートの指揮者や、スポーツイベントの参加者も入国できなかったり、待機が長すぎて、イベント開催自体が中止延期もでてきています。
 外国人を入国させないのは差別で、国際的にも厳しい鎖国ですが、これは感染予防のためと言われれば仕方ありません。疫学上が同じ国にいる日本人も外国人も日本に入国するなら感染拡大の可能性は同じです。しかし日本人には憲法で保障された「移動の自由」の権利があります。だから帰国することを簡単には拒めません。自宅待機よりも厳しい指定待機施設に14日間といいうことになるいました。
 国際結婚で国籍を喪失した本人や、本人は入国できても配偶者や恋人の外国人は現状では入国ができないことになります。
 外国籍で住民票を置いて働いている方、留学されている方も一度自国に帰ると確実に再入国できる時期は未定です。
 国際的な移動を伴うビジネスや、留学、結婚は、予期されたものとは言えかなりリスクのあるものだったことがあぶりだされました。不要不急の観光旅行はまだだいぶ時間がかかりそうです。
 いわゆるインバウンド需要は日本全体の産業構成からいうと1%強のようで、そこは今優先されていません。しかもゼロになるのではなく、オンラインにかわったり富裕層は移動したりしています。
 リアルからテレワーク、オンラインに移ったように移動手段を伴う観光も一定割合で変わっていく時代がくるかもしれません。

デルタ株でわかったこと、オミクロン株の後に来るもの

 オミクロン株でまたぞろマスコミは盛り上がっていますが、世界的に見ると今回は冷めているようです。
【岡田正彦 Masahiko Okada, MD, PhD新潟大学名誉教授(医学博士)のブログ、長尾和宏、関根徹 クリニックドクターのブログを参照しました】

 オミクロン株にファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンが効くか効かないか、という話題で一杯になっています。しかし、効かない=重症化するでは決してないです。オミクロンは無症状や軽症が多い、と。それって「風邪」に近いということを確認している段階のようです。 冬季北京五輪が中止とかいう問題は検討の俎上にも上がっていません。
 ドイツ等で感染者は増えていますし、重症化等の要因がまだはっきりしない部分はあります。しかし各国でワクチン接種も進みオミクロン株で死者や重症者がバタバタ出ているという騒ぎではありません。ほとんどノーマスクで大規模イベントを始めている国である程度広がるのは当たり前として、日本ではほぼ100%まだマスクはしています。正直毎年の風邪やインフルと同程度かそれ以下という認識が広がっているのでしょう。
 

『PCR検査は、時に2~3週間以上も陽性が続く。PCR検査でわかるのは、「ウイルスの断片が存在するか否か」であって、「病気か否か」ではないからだ。
病気だと見なすべきなのは、あくまで「治療や隔離などのアクションが必要な人」であって、「検査が陽性の人」ではない。』

「PCR検査で陽性でも病人とは限らない」意外と知らない人のカラダの不思議(プレジデントオンライン) – Yahoo!ニュース
今さらですが、ごく当たり前に検査陽性と病気は違うということです。感染症、伝染病だからとはいえ過剰検査、過剰診療、過剰治療は、日本の医療現場で医師会薬品メーカー厚労省ぐるで行われてきた、ガンや高血圧等のメタボ同じ構造です。ほっといても寿命は変わらないか長いはずなのに患者を苦しませ医療費を高騰させ病院や薬品薬機メーカーだけが儲かる構造です。

 デルタ変異ウイルスについて岡田さんがまとめられています。
 ①感染力は2倍以上、強い
 ②致死率(病原性)は他の変異ウイルスより強いが、正確なところはわからない
 ③12歳以下の子供が、とくに罹りやすいかもしれない
 ④ほかのウイルスと異なり、暑い季節ほど感染が拡大する傾向がある
 ⑤ファイザー社、モデルナ社ワクチンの効果は、最初の変異ウイルス(イギリス株)
  に対する効果とほぼ同じ
 オミクロンがどうなのかはまだまだデータが足りない段階のようですが、デルタの死亡率もまだ正確ではないようですが、単純計算ではかなり下がっています。ワクチン接種をどう見るかのようです。
 個人的いは④に大きく肯きました。だからこそ①感染力が強いになったのか、他の株に取って代われたのかとも思えます。④と③があっての①かもしれません。

 新型コロナはじめウイルスの変異には以下の3つの様式があります。
・遺伝情報1個単位の突然変異
・まとまった遺伝情報の大幅な組み換え
・性質が異なるウイルスに同時感染した場合の相互組み換え

 この順番に変異は大きくなり、ときに困ったことが起こります。以前、大きな問題となった新型インフルエンザや鳥インフルエンザは最後のタイプで発生したと考えられています。

 高等生物と違いウイルスは1本のRNAしか持たないため、自動修復機能が効きません。そのため、絶えずランダムに生じている突然変異がそのまま残り、溜まってっていくことになります。

 そこで自然淘汰が働き、ワクチン接種による中和抗体、あるいはインフルエンザにおけるタミフルのような 特効薬から逃れることができた変異を有するウイルスだけが生き残って いく、ということではないかと推測されるのです。

 以上の考察から、ウイルスの変異を促す要因はあきらかです。「感染が濃厚に発生している」か、あるいは「ワクチン接種が大集団で密に行われている」ことですが、関根徹氏の推測では、ほぼ100%が後者です。日本固有の変異ウイルスも、そろそろ出てきているはずだといわれています。水際対策で騒いでいますが、結局同じような経緯で発生して拡大し淘汰されるのではないかと私も思います。
 ワクチンは局面的には必要な施策かもしれませんが、結局は対ウイルス変異問題と、人間の自然免疫力という2つの点で、全面依存を続けるのは危険で無駄だということが容易に想像できます。
 早く、オメガで打ち止めを期待したいですが、その後は星座の名前で続くそうです。

効果がないなら3回目はいらないのでは

オミクロン株の話題で持ち切りですが、どこまでの警戒が必要なのでしょうか。感染拡大してからでは遅いのも確かですが、パニックになる必要はないでしょう。
 今までのワクチンがまるで効かないというのなら接種してきたのは何だったのかとなります。まして今のワクチンを3回目接種する意味はなくなります。
 3回目の接種が予定通りと言われていることは、新型コロナの抗体がある程度のスパイクの変異には対応できるものということが前提なのです。
 ある程度ワクチンの効果は残るでしょう。感染力が強いとなると、重症化するなどの「毒性はさほどではないと予測できます。
 警戒をするのか、安心するのかは受ける側その方の性格にもよります。少し緩み過ぎて遊び歩いている人には警戒、感染予防を思い出してもらうことは必要です。まだまだ自粛警戒を続けていた人は、さほどに悲観する必要はないでしょう。国内の旅行や、イベント。会食を中止するほどではないでしょう。
 せっかく、観光地の賑わいも戻り、経済活性が数値や実感としても顕著な今、冷静な対応が必要です。

10万円給付は誰のため

 経済対策の10万円の給付が18歳未満、所得制限やら半分クーポンでその事務経費が1200億もかかるなど迷走を重ねています。16歳以上は申請など、迅速を求める向きと相反して年内給付は難しそうな情勢です。世帯主だけの所得制限だと共働きで合わせると所得の多い世帯と比べ不公平との声も頷けます。」
 選挙公約と言いながら、一律でないと線引きでどうしても揉めます。一律なら公平というわけでもありません。インパクトは違うにですが、消費税の一時的な減税の方がやり方としてはシンプルです。事務経費を財源不足に回せます。
 あるいはピンポイントで今ならガソリンに二重に課税されている税金を軽減するのも対策としては効果的です。
 そもそも現金やクーポンは子供と子供を持つ親だけに必要な子育て支援なのか、景気対策、困窮対策なのかはっきりしません。
 つきつめれば親としては最もお金がかかるのが高校や大学の時期で、18歳の区切りは中途半端です。
 赤ん坊や幼児ならいざ知らず、年齢が上がれば子供が貰うのか親が貰うのかはっきりしなくなります。親戚からもらうお年玉と同じようなものです。子供の小遣いなのか、親の貯金に回るのか年齢により微妙なものです。
 一人の子育て、出産から託児、保育園、高等教育にいたるまであまりにもお金が必要なことが日本の少子化の大きな原因となっています。それを考えると10万円はあまりにも少額でトータルで2ケタ違うと言えましょう。
 「ああ子供を育てることは俺たちにも可能だ」という風潮が広がって3人、4人の子づくりが当たり前にならないと日本の少子化は止まりません。今すぐそこを進めることが必要なのに、こんあな些末な議論で止まっているようではお先真っ暗としか言えません。

アフターコロナのグローバリズム

 太秦広隆寺,久しぶりに弥勒菩薩を拝みました。国宝第一号となった、穏やかな優しい顔の仏様です。
 コロナ禍で乱れた世の中救済を願いました。
 11月後半に入ってこの土日、祝日と観光地、ターミナルもかなりの賑わいで、宿泊、観光、飲食と概ね8割方戻っているそうです。あとは、平日のお客様がインバウンド時代ほど戻るかが課題のようです。
 海外旅行中心の旅行会社に勤めるムスメや、里帰りで一次帰国したい海外邦人は、水際対策緩和も熱望してます。
 しかし、土日はこれ以上お客さんが来ると宿泊予約が取れない!バスにも乗れない!大渋滞!観光地満杯!のオーバーツーリズムの悪夢も甦ります。
 外国人が器以上に観光に来ることは、必ずしも日本に利益ばかりを生んではいないとも思います。テレワーク時代、旅行会社も、バーチャルツアーや、海外オフィスビジネス代行など新しいジョブを生み出しているようです。
 運輸や観光等はより専門性を特化したシュリンクした業界になるかもしれません。
 アフターコロナのグローバル社会は以前とは少し違うのではないかと思います。

戦争とスポーツ #朝ドラ#戦争#沢村栄治

 コロナで世界との行き来が難しいとはいえ、今の日本では世界中の文化、スポーツ、音楽などを自由に楽しめる時代です。
 NHKの朝の連続テレビ小説。通称「朝ドラ」女性のヒロインの努力と根性一代記、途中で戦争と悲恋があるワンパターンと揶揄する人もいますが、まあ、それが制作側の企図と、テレビを見る世代へのウケ、視聴率対策でもあるのでしょう。最近は現代ものも交えてきましたが、前々回の「エール」や、今放送中の「カムカムエブリバデイ」どまんなかの戦争の悲劇が描かれています。
 敵性言語や音楽の禁止、学徒動員、空襲と次々と描かれる不自由と理不尽な悲劇は、恵まれた現代の人間からは受け入れがたいものもあります。
 今は国際語として日本人の誰もが勉強し、日本語の中に組み入れられている英語も、音楽を聴くことも、野球用語などで使うことすら禁止になっていました。
 アメリカで活躍している大リーグの二刀流、大谷翔平選手が、今年はべーブルースの記録を超えた並んだと騒がれました。ベーブルースは戦前の人で、メジャーの伝説的名選手です。昭和9年日米大野球大会で来日し雄姿を日本に見せていました。この時沢村栄治という当時旧制中学を中退した日本の若者が速球でルースやルーゲーリックら大リーグ選抜をねじ伏せたのです。
 職業野球ができ巨人のエースになったのはその後です。沢村は三度の応招を受け肩を痛め、昭和19年12月2日にフィリピンに向かうため乗船していた輸送船が、屋久島沖でアメリカ潜水艦に撃沈され、27歳で戦死しています。
 昨日、オリックスの山本由伸投手が受賞した活躍した最優秀投手に与えられる沢村賞は沢村栄治の功績と栄誉を称えて設立したものものです。
 大谷翔平選手がちょうど27歳です。
 時代が変わったといっていしまえばそれまでですが、大谷が比べられるべーブルースと対戦した日本の若者は、戦火に散ったのです。
 コロナ禍で今までできたことが少し不自由になったとはいえ、毎日のようにメジャーで活躍する大谷選手の映像を見て、海外に住んでいる人とも直接チャットなどで連絡を取り合える時代です。それはそれで、はき違えやすい自由かもしれませんが、先人の偉業を想いつつ、しっかりと今の不自由など乗り越えていきたいと思います。
 

いまどき朝からスポーツ紙をクルマで読む営業マン

 毎朝通るコンビニの駐車場で、クルマの中でスポーツ紙読みながらコーヒー飲んでる営業マン風の人がいます。
 いまどき紙の新聞かよと思います。毎日、新聞代180円くらいするなら何か他の投資でもすればと思いますがそういうルーティーンの方なのでしょう。
 頑張って欲しいとは思います。午後の休憩には夕刊紙も買うのでしょうか。
 新入社員や十数年前までの自分を思い出します。
 今もコンビニで休憩はよくするわけですから、ある意味その人も応援したくはなります。

インフルエンザワクチン接種は必要か

 インフルエンザの予防接種。コロナが流行る前から日本では6割くらいの方が接種していたそうです。
 これは多いように感じますが、高齢者は施設での集団接種や自治体で無料の申請ができること、小中学校も学校で集団接種いますからコロナよりこの部分が煽らずとも大きくなります。企業などでは健保組合によって補助金が出ます。私も毎年、領収証をもらって健保に補助申請をして接種していました。
 昨冬はコロナとのダブル感染拡大などとも怖れられましたが、結局インフルエンザは全く流行せず拍子抜けでした。一説にはコロナ対策がインフルエンザにも通用してシャッタアウトした。あるいはウイルスの拮抗、せめぎ合いによりコロナがインフルエンザを抑えて流行したためとの説もあります。
 本当の原因は確定していないようです。
 では今年の冬はどうなるのか、昨年流行ってないからインフルエンザの免疫、抗体がなくなっているので大流行するかもしれないという危機を煽る報道もありました。
 インフルエンザの予防接種はうけるべきなのでしょうか。
 私のかかりつけ、主治医と、SNSつながりの医師の情報によると、今年はインフルエンザとコロナの両方を検知するキットが各メーカーから出回って、11月中旬までに昨年よりおそらくかなりの検査を行っているのにインフルエンザの患者数は全国でも25名程度とかで、ほぼ皆無に近いそうです。
 お医者さんですから、コロナにしろインフルエンザにしろ予防接種をすれば儲かりますから、全否定はされませんが、接種しなくとも危険な流行になるとは思えずあまり必然性はない気休め程度と、効果が疑問だとは言われています。
 インフルエンザの予防接種は毎年有効性が65%程度とされています。コロナのワクチンが95%の有効性といわれながら結局ブレイクスルー感染が防げていないのに65%です。コロナよりも変異の度合いが大きいインフルエンザウイルス、毎年の流行型を予測して当たるも八卦です。しかもこの冬は予測の目安の南半球の冬にもインフルエンザが全く流行していないのでまったく暗中模索で予測されているので有効性は低いのではとされています。
 ワクチンはあくまで薬であり、免疫を補強するものです。微量でも水銀などの添加物を含んでいます。副作用副反応もあります。そして免疫を補強するということは、人が本来もっている免疫力を長期で見ると弱めてしまう傾向になることは一般論としてあるようです。ですから元々免疫の弱い体力のないお年寄りや子供、今年だけは罹患の可能性を低めたい受験生などには接種が必要でも、成人にはそれほど必然性がないのがインフルエンザの予防接種なのです。
 ということで結論、インフルエンザの予防接種は受けなくてもよい。(個人も意見であり、接種するしないはご本人の自由です)

戦後、オイルショック、リーマンショック、コロナショック

 今回のコロナ禍は経済面や生活の面でも戦後最大級の災禍です。震災などの自然災害を除けば、オイルショックやリーマンショックと比肩してもより多くの国民に多大な影響を与えていると言えます。その背景だけでも長く重いのでできるだけさらりと語ります。
 戦後、廃墟の中で食べ物もない時代から、高度経済成長を遂げた日本です。その背景にはアメリカの思惑、朝鮮戦争の特需などもありました。
 そしてオイルショック、リーマンショックと、出る杭は打たれるかのように世界を支配する金融グループやら、石油メジャーはじめ、軍需企業、食糧メジャー今回注目された薬品メジャーなどが日本をはじめ多くの国の経済をかげでコントロールし食い物にしだしました。
 軍需産業がアメリカ政府に大きな影響を与えることと、戦争がなければ成り立たない産業であることは良く知られています。多くの局地戦争は実際軍需兵器メジャーが背後で煽り仕掛けているともあながち嘘ではないでしょう。
 穀物メジャーとも言われる食糧メジャーは、品種改良した種子を支配して独占しています。こちらも相場をコントロールして巨大な利益を得ること、国家を食糧面で支配すりことが目的で、貧困国に食糧や種を提供して飢餓を解消させることはありません、遺伝子組み換え食品の問題も抱えています。
 こういったメジャーの倫理観を考えれば、食糧メジャーに近い薬品メジャーが世界の人々の健康と病気の撲滅、治癒のみを願っているわけはありません。戦争や飢餓がなくなれば困るメジャーと同じように病気や感染症があり増えるから、薬品やワクチンが売れ、儲かるのです。
 コロナ禍は薬品メーカーに大きな売り上げをもたらしたのと同時にとてつもない権力を権勢を齎しました。
 有効性が高く検証され、感染を防ぎ重症化を防ぐと言われたワクチン。2回接種した人が70%を超えてもブレイクスルー感染といって結局感染しています。
 抗体が減ってくるか3回目のブースター接種が必要と言ってきました。この流れでは何とでも煽れば4回目、、10回目と永遠に商売ができます。
 石油の枯渇を煽った石油メジャーも悪質でしたが、薬品メジャーのしたたかさはさらに質が悪い狡猾さです。
 ワクチンを毎年接種して身体がワクチンに依存することは自然の免疫力をつけるのには逆行するとも言われています。とくにこれは若い人に当てはまるそうです。若い人は心筋炎などの副反応のリスクも高く、ワクチンの接種回数を増やせば増やすだけ、メリットとデメリットの差は狭まってくるはずです。
 厚生労働省もワクチン接種の案内に、メリットとデメリットの話は書いています。基本は接種は自由ですが、ではどんな人、年齢、ワクチンの種類、体調などで具体的にメリットが減りデメリットが逆転するのかは自分で調べないと分かりません。
 高齢者は正直今さら接種してもしなくても、どうでもいいと思います。受けても受けなくても社会への影響、本人の寿命の影響も少ないでしょう。
若い人には「高齢者に感染させるかも」などの気兼ねはせずワクチンを受けたくない人は受けなくていいと思います。なぜならワクチンを接種しても感染はするし、感染させないというわけではないのですから。
 ワクチンパスポートも変な証明です。大手を振って出歩けば、結局感染は広めることになるので、ワクチン接種していない人の方が症状が出た時分かりやすく感染を広げないとも言われます。
 ワクチンと薬品メジャーの暴走と支配はどこかのポイントで止めないといけないのではと思います。