日本における占星術はもちろん占いのルーツは平安時代の陰陽師に遡ります。
平安時代、暦、時間を司っていたのは貴族でした。
バビロニアからインド、中国を経た占星術「式占」が日本に伝わりました。陰陽思想です。
「安部晴明」がマンガや映像化などで様々な作品に取り上げられ陰陽道や陰陽寮も名が知れました。
陰陽師は天文観測をし、占星術を行い暦を編纂しました。呪術やその他の占いもありましたが、暦は時の権力でもあったのです。
その後、空海の持ち帰った宿曜経、密教占星術も流布します。陰陽道の賀茂保憲と論争した。この時期宿曜経はほぼ完成し、誕生月日などによる占いが行われました。
その後も戦国武将なども、相性や自分の運命などを占星術で占った逸話もあるそうですが、12星座やホロスコープが伝わるのは明治維新を過ぎ大正時代のようです。
いまや暦やカレンダーをはじめ時はうるう秒等も微調整される時代になりました。
科学と神秘の狭間だった占星術もどんどん進化しました。
それでも人が悩み、迷い相談をすることには変わりありません。
繁華街に当たり前に占いの館ができ、いろんな雑誌やテレビに12星座が取り上げられる日本がくるとは昔は想像もできなかったでしょう。
科学のようで不思議な世界、星の世界は常に人類とともにあったのです。
12星座よりも、深いところにホロスコープそして本格的西洋占星術はあります。貴方の運命と本質を、もっと知りたいなら星の世界に入ってください。・
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