役所等の申請主義はいつまで続く【3】

公務員の人に、友人も知古もいます。そんなに多くはないですが国家公務員の上の方から、地方の区役所や教員までいろいろです。
悪い人はいません。みんな優秀です。しかしまあ組織に入ると、組織の一部として優秀になってしまい。酔い結果につながらない場合があります。いわゆる前例主義、法令順守ですから、過去の事例や法律をマニアックに極めて、どんどん庶民との距離は広がります。
私が区役所にいたときも、お年寄りや弱者に優しい、いい人物もいました。ただこれからの申請主義からの脱却は難しい側面ももっています。
RPDなどは進化すると、もう申請書の確認班はいらないとか言われますが、インターフェイスは残ります。タブレット入力にしろ、IT弱者にどう説明するか、セキュリティ含めいつも誰かが手伝うのもそれはそれで問題でしょう。
スマホにしろ高齢者などに最低限の習得は必須です。それをどういう風に地域で教えていくか、地方自治体の仕事の大切な部分になると思います。政府はそこに雇用を見出し、人間的フォローに賃金的価値を見出すことが必要です。

優秀な能力を持った公務員は確かにAIに奪われる仕事もあり、またそれよりもクリエイティブにむしろAIを利用していく仕事をしていくことが求められます。
とはいえ、一般の人間の次の時代への対応を構築するのは難易度の高い課題です。
申請の無駄、役所の悪い意味での無駄、肥大化もその課題の一つです。
少子高齢化の前例のない未来を、AIがサクッと考え解決することなどはないのです。全体は世予測され対策が考案されても、地道にやることは一人ずつの局面への対応です。
1枚1枚の書類を人が書くことから、登録された情報を簡素化して、イレギュラーな場合だけ手をあげて修正を申告するんだということまで理解、啓蒙していくことなのです。

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