煽る報道、コロナの原因は明らかにGOTOだけではない

日本と死者6万人のスコットランドをいきなり比べる煽り

スコットランドの第3波が人々の移動に伴うと科学的検証が出たと報じられましたが、スコットランドは第1波からの動き、状況、民族、絶対数も全く違います。

スコットランドの場合は、第1波をロックダウンで止めたリバウンドがもの凄いことになっています。死者だけで6万人というと恐怖を煽られますが東アジアの日本とは条件が異なるのです。
一時的にロックダウンでゼロ近似に抑えると、後からどうせ移動してくるからかえって危ないという証明のグラフだと分析します。スコットランドの500万人の人口で数万人死亡。一時的に夏場前ゼロ近くだから、原因はその時期油断して持ち込まれた移動者からといのは科学者でなくても十分推論容易なことです。ロックダウンの弊害が責められるところではないでしょうか。それを日本で感染者が増えた日本のGoToの議論の後に被せるのはちょっと悪質な報道ではと違和感を覚えます。スウェーデンはロックダウンをせず一時期は感染者は増え続けましたが経済的損失は少なくとどめて感染者や死亡者は結局ロックダウンした欧州の国よりも人口比で少なくなっています。

どちらというと日本の入国規制緩和のタイミングでグラフは上昇したと考察できます。7月のGOTOスタートから8,9月は増えていなからです。
個人的には「移動」よりも、「密集」の時間が感染につながるような気がします。3時間ぐらい一緒に飲み食い、しゃべると、疲れもでます。

東アジアではほぼ同じ季節的な動き

日本と比べての検証は同じ東アジアの韓国です。これは辛坊治郎氏も指摘されていました。韓国の感染者推移のタイミングや規模は似ています。韓国と日本のコロナ第3波の拡大のグラフはほぼ同じ。韓国はGoToやっていません。日本で感染者拡大したのもGoToと関係ないと論理的に推理できます。
東アジアでなぜ重症者や死者が少ないかの、いわゆるファクターX、欧米との違いは何かとの原因もほぼ解明されているのか、現段階で私には不明です。様々な要素ともいわれています。欧米で今流行しているのがコロナの強毒性との誤解がありますがそれは違います。やはり民族性、DNA、白血球等の候補があがっているようです。いずれにせよ欧米のように100人に1人以上死ぬような状況は日本ではあり得ないと思われます。

GoToを槍玉に政治問題にしたがる向きがあります。やってみないとわからないこと、検証すらできてないことにいちいちいちゃもんをつけて騒がれても政治家はやっていられません。
専門家はもっと季節、他の要因を探らないとかえって危険なのではないでしょうか。
多人数長時間の宴会集会はさすがにダメでしょうけど、少々の時短など経済的デメリットの割にはわずかな効果しか無いのではと感じます。「みんなで自粛してる、気が緩むのを引き締める」イメージやメッセージだけなら、プロ野球も相撲もサッカーもやってしまったことも非難されるべきですし、これからのラグビー、駅伝、選抜高校野球等も全て止めたら効果的なはずです。

自殺者、貧困、DV、望まぬ妊娠、自粛要請ばかりで弊害を示さない報道

先週は近畿でも毎日京阪、阪急、JRと人身事故。【自殺】コロナ禍失業、自粛生活で激増。仕事がらも、目にする自殺、減収、DV、望まぬ妊娠等が明らかに増えてる現状は政治、医師会、分科会のトップはどう考えるのでしょうか。目先の感染者の抑制で【さらなる自粛要請だけ】でいいのでしょうか。帰省を、半年働きつめた労働者、家族との会話を待つ高齢者から取り上げる権利はないでしょう。
日本はコロナの死亡者より、コロナ禍で増えた自殺者の方が多いと、海外メディアに報じられてます。精神科医や心理カウンセラーは、人間同士コミュニケーションを直接とることのセラピー効果に勝るものはないと言われてます。警鐘とはいえ毎日暗い報道はいかがなものか。
夏頃、【冬場にインフルエンザとコロナがWで流行るかも】と煽ったわりに、インフルはほぼゼロの現状で医療崩壊が近い?せめてあれはブラフだったのでまだ医療体制が準備不足だと釈明してから、自粛が感染予防に効果的と国民に真摯に要請して欲しいところです。

医療崩壊、自衛隊支援よりまだまだ病院間や自治体の連携でカバーできる面があります。もちろんいろんな弊害や取り払う垣根もありますが、エビデンスのない行動制限より医療や政治のトップがやるべきことはそこです!

コロナは後遺症が残る、サイトカインストームを起こすとの報道

これもNHK等が、コロナの感染者の後に、たぶん分科会や医療関係からの情報で報道しています。インフルエンザとコロナは同じようなもので、若い人には軽症で問題がないとの風潮への戒め、警鐘とも好意的にとることはできます。
しかし、マーケティングのプレゼンによくある嘘ではないが、自己中心に誤解を招く、不安を煽る報道の仕方です。
スペイン風邪以降のほとんどのインフルエンザが重篤になるのがサイトカインストームという免疫の暴走です。後遺症もインフルエンザで高熱がでたら脳症になり後遺症が出ます。発病の確率からすれば日本でコロナにかかり若い人が重篤となる率は低く、薬も対処しだしているので後遺症まで残る可能性は低いのに、この時期の報道、感染者の拡大のニュースの後にこういうサイトカインストームといった専門用語で業界では既知の事実をあえてかぶせるのはやはり悪質です。
コロナの感染力が強く、発病前で無症状でも長い期間他人に感染させること、高齢者や基礎疾患のある方にはやはり危険ではありますが、そこをしっかり伝えない報道で経済全体を殺すこと、コロナ怖しで検査逃れの隠れコロナでかえってコロナを広げているのが現在の欺瞞煽り報道の傾向になっています

コロナとインフルエンザの違いを賢く知る – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

日本が多くのICUベッドを温存して 医療崩壊すれば戦艦大和と同じ運命 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

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